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新しい時代を生きる~同友会と共に~特別編⑩

新しい時代を生きる~同友会と共に~特別編⑩

岡山同友会30年の歴史の中で正副代表理事を経験し、現在、同友会理念を追求しながら人間尊重の経営を自社で実践されている方々にお伺いする特別企画です。

岡山同友会設立30周年特別企画


㈲まるみ麹本店
代表取締役 山辺 啓三氏

●岡山同友会のとの出会いは?
 大学卒業して間もない頃、祖母の知人の女性経営者から例会に誘われ参加したのが最初です。その時は皆さんの真剣な姿勢、討議の次元の高さに驚き、自分では付いて行けないと感じました。その後、父が入会、その二年後に専務だった私が父と交代して会員になりました。支部例会はもちろん当時は支部内で開催していた経営指針学習会にも参加して、理念経営の重要性を先輩から教わりました。

  ●1番心に残っている同友会での学びや気づきは?
 経営指針を学び始めて、経営理念すなわち会社の神髄は何か、自分の会社が何をすればいいのか考えさせられました。人間尊重の理念を学び、自社の経営理念へ反映。社内で経営指針書を発表したのは勉強を始めて五年くらい経ってのことでした。しかし一緒に働いてくれていた年上の従兄弟や叔父から経営指針書は木っ端みじんに見下され、まだまだ何も響かないことを痛感しました。経営者としての学びを深めることが先決で、指針書の運用はとりあえず中止しました。
 転機は原料大豆が高騰した年のことでした。あまりのコスト増に父がポリシーを曲げようとした時のことです。会社の理念を守ることが大事だと激論の末、何とか納得してもらったのですが、このことがきっかけとなり社長交代
へと進みました。平成十七年のことです。
 社長就任後、経営指針セミナーの二回目の受講を決意しました。実際に社長になると物事の見え方が変わり、会社のドメインや人への想いなどをスッキリと経営理念にまとめることが出来ました。経営指針書は自分の成長とともにあるものですね。単なる完成が目的ではない。日々の勉強を続けてこそ出来上がってくるものです。

●自社と同友会の関わり方は?
 父親から自分の出来ないことを人にやらせては駄目との教えがあり、同友会もまず自分が学んでからと考えました。しかし「共に育つ」という同友会の主旨に則り、社長就任後は、社員共育大学に社員さんと参加するなど理念の浸透や経営計画の落とし込みを進めました。しかし一定の成果はあったものの、同友会らしい組織経営には程遠い。そんなとき吉備高原支部の支部長を務めることになりました。社内では毎朝朝礼で経営理念の唱和をするなど同友会型企業づくりへの想いが深くなっていきました。
 最近の商品企画では、あるNPOから自然栽培した原料を提供してもらい、「奇跡の味噌」という商品を作りましたが、パンフレットにも、成果報告会でも理念を元に展開しています。
 求人はしていなくても、「一緒に仕事させて欲しい」と来てくれるケースも多いです。一昨年は知り合いの先生の紹介で新卒が入社、人を育てる喜びを深く感じています。

 

●副代表理事を受けられた理由
 支部長として吉備高原支部の皆さんと触れ合えて良かったと感じたのが前提ですね。また役が付くと社員さんも同友会に参加するようになりました。社内の様子が徐々に変わっています。推薦されたのだから受けてみる。チャレンジ精神です。

●今後の岡山同友会の展望は?
 副代表としての課題が二つあります。一つ目は、事務局と会員がもっと両輪として同友会発展に関われるよう仲介したいと考えています。二つ目は県全体を見たときの同友会運動のあり方です。一般に人口が集中している所に目が向きがちですが、自分は過疎地域の気持ちも分かる副代表として働く必要があります。
 今年は岡山同友会の中期五カ年計画が発表されます。岡山同友会がこの指針に一体となって歩んで欲しいです。
 会員企業が伸びることが同友会の発展につながります。組織経営のしっかりした企業が増え、そこに追随する企業も増えてきます。
 まだ社員と共に学ぶことが出来ていない会社には、社員共育大学などを活用して「共に学ぶ」を実践、採用して育
てる仕組みづくりの構築も望まれます。

●同友会会員へひと言コメント
 同友会が岡山に発足した時は「岡山を何とかしたい、良い地域にしたい」という思いが原点にあり、県外にも出向きながら学び育ててきました。会歴の長い会員にもそれぞれの役割を果たして欲しいと思っています。また岩手の田村代表など遠距離を厭わず頑張っている事例はたくさんあります。会場が離れていることを理由にせず、距離を乗り越えて勉強しましょう。経営者フォーラムでは、地域を越えて共に育つ仲間になり、良いスタートを切りましょう。

 

社名:㈲まるみ麹本店 
会員:山辺 啓三氏 (岡山同友会副代表理事・吉備高原支部役員)
所在地:総社市美袋1825-3
電話:0866-99-1028
FAX:0866-99-1085
設立:1950年
事業内容:安全で安心して食べられる醸造食品の製造販売。「味噌」「甘酒」「ひしおもろみ」「醤油」「酢」
会歴:1993年入会

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