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地域連携 ~岡山と共に育つ同友会~第3回

【第3回】 地域連携 ~岡山と共に育つ同友会~

地域について考える岡山同友会の一員として行政・他団体の委員会等に、中小企業家の立場から参画している会員に寄稿いただき、どんな役割を担っている団体か、そこに委員としてどのように関わっているかにスポットを当てる企画です。

第3回 岡輝中学校区運営協議会に参加して


(株)鈴木屋
代表取締役 鈴木 祥成氏(岡山南支部長)

 

 私は、出身中学校を聞かれて「岡輝中学校」と答えると、相手に「えっ、あの岡輝?」と聞き返されることがよくあります。確かに少し前まではある意味有名な学校だったかもしれませんが、今ではその変貌ぶりが奇跡と言われることもあるぐらい、大変すばらしい学校になっています。どんな取り組みをしているのか?今回は私が今年度より関わらせていただいている岡輝中学校区運営協議会についてご紹介させていただきます。
 岡輝中学校区には岡輝中学校と二つの小学校と保育園、一つの幼稚園が公立の教育機関として存在しています。それらの六校園の校園長・各PTA・地域住民・学識経験者・行政関係者が委員として参加し、構成されています。岡輝中学校区運営協議会は、学区内のさまざまな立場の人が協力して子育てを行う地域協働の学校運営を推進するための中心組織として、「中学校区を地域とした学校運営~子供たちが愛されていると実感できる学校づくり・地域づくりをめざして」の理念のもと、活動を行っています。
 

 その活動では、文部科学省の実践研究地区指定やコミュニティスクール推進事業指定、また、岡山市地域協働学校一号指定を受けるなどし、「学校丸投げではなく地域全体で考える生徒指導への変革」、「学校運営の組織化」といったことを念頭において取り組みを行ってきました。その結果、今ではさまざまな課題を持ちながらも学校・地域・家庭が一体となって学区運営の質の向上に取り組む体制が定着しています。また、全国初のシニアスクールの設置も含めて、県外からも多くの方が視察に来られています。さらに、学区内には私立の幼稚園や保育園、県立岡山南高校もあり、これらの学校園と共同で「つながれ岡輝! 音楽と踊りのフェスティバル」と題したイベントを10年間続けており、地域のつながりはより強固なものになっています。
 現在はその次のステップとして、「生徒指導の原点は授業、授業を通して学校を変える」ということを念頭に、授業では協同学習に力を入れて取り組んでいます。協同学習とは授業中に4人程度の小グループを作り、お互いに力をあわせて助け合いながら学習を進めていく集団学習のことをいいます。つまり、先生の説明を理解できた子がまだ理解できていない子に教えあいながら授業が進みます。私は、この生徒同士が聴き合い・伝え合うという協同学習を、授業=仕事、先生=経営者、生徒=社員と置き変えて考えると、非常にすばらしい取り組みであると気付かされました。現に、「授業が楽しい」、「勉強で分からないことがあったら友達に聞く」と話す生徒の割合が非常に高く、学年が進むにつれて自ら積極的に学習に取り組む姿勢につながっているということです。
 この協同学習の取り組みは、私たち同友会の「共に育つ」という言葉の意味と共通している点が多く見られます。また、さまざまな環境で育った子が在籍している学校の取り組みに関わることで、私は多くのことを学ばせていただいています。  

 当協議会には行政も含めさまざまな方が参加されていますが、まだ地域の企業としての参画は少なく、今後は岡山南支部の地区会にも発信して、地域企業の輪で関わっていきたいと考えています。三つある同友会理念の中では、どうしても「三つの目的」に目が行きがちですが、「自主・民主・連帯」や「国民や地域と共に歩む中小企業」といった理念もしっかりと理解して活動し、地域に自社の存在価値を示しながら共に発展していくことが地域の未来につながると信じて、今後も活動を継続していきたいと考えています。

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