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地域連携 ~岡山と共に育つ同友会~最終回

【最終回】 地域連携 ~岡山と共に育つ同友会~

地域について考える岡山同友会の一員として行政・他団体の委員会等に、中小企業家の立場から参画している会員に寄稿いただき、どんな役割を担っている団体か、そこに委員としてどのように関わっているかにスポットを当てる企画です。

最終回 岡山県特別支援学校就労支援協議会に関わって


(株)マスカット薬局 
代表取締役 ?橋 正志(岡山同友会副代表理事)

 

 岡山県特別支援学校就労支援協議会は、教育(教育委員会、特別支援学校)・労働(労働局職業安定部職業対策課・産業労働部労働雇用政策課)・産業界(中小企業家同友会、経済同友会、山陽新聞社事業団など)が連携して、特別支援学校の生徒が卒業後に自立と社会参加できることを目指して年3回開催されています。教育や労働だけでは、障害者の就労に関する最終的課題である雇用の問題を解決するのが難しいため、産業界も協議会に参加しています。事業内容は以下の2つです。

(1)就労支援協議会での協議
   ①就労を希望する生徒の育成
   ②実習機会の拡大と適切な進路指導(中学部段階からの「働く」意識の醸成)
   ③障害者雇用のための課題
   ④応援企業の依頼・募集
(2)「岡山の就労応援団」への協力
   ①ジョブフェアへの協力
   ②「岡山の就労応援団」へ協力
   ③職場見学・職場体験(中学部のチャレンジワーク)
   ④地域型作業学習
   ⑤企業関係者による学校見学等
   ⑥就労促進(高等部の実習及び雇用)

 中小企業家同友会として取り組むべき課題は、「岡山の就労応援団」に協力することだと考えています。企業の皆様に協力・応援していただきたい内容は以下の通りです。

   ◆中学部が対象で、働くことへの第一歩となる職場見学。
   ◆3日程度の職場体験(ジョブ支援員が支援)
   ◆企業の専門的視点での授業への助言や指導
   ◆「実社会からの学び」として地域型実習への協力(週1~月1回)
   ◆高等部が対象で、産業現場における実習への協力(1~3週間程度)
   ◆就労における自立と社会参加

 「岡山の就労応援団」に登録している企業は百社を超えていますが、残念ながら岡山同友会の登録件数は少ないのが実情です。一般就労だけでなく、福祉型就労(就労支援移行型A・B型)も参加していただき、中小企業家同友会の登録企業・協力企業が増えることが、同友会の目指す理念(国民や地域と共に歩む中小企業)の実践になると思います。
 また、皆さんも御存知だと思いますが、平成28年4月から障害者差別解消法が施行されました。平成27年度「キャリア教育・就労支援等の充実事業」として、岡山県立鷲羽高等学校と岡山県立倉敷琴浦高等支援学校が連携して、発達障害の高校生の就労支援を行いました。鷲羽高等学校は発達障害の学生に特別支援教育の視点を取り入れた分かりやすい授業を導入したり、教師は自己理解ができるように、生徒に合わせながら工夫をして支援したり、社会で通用する行動の指導などを両校が連携して取り組みました。その中心的役割をしたのが就労支援コーディネーターでした。今後は企業側にも就労支援コーディネーターが関わり、学校と企業の橋渡しをする重要な役割となります。

 障害者問題委員会は、支援学校や教育委員会との交流を深め、学生の職場実習受け入れ態勢を強化し、一般就労につなげる体制づくりを方針として実践してきました。今の世の中は、障害者だけではなく社会的弱者(難病患者・養護学校の生徒・高齢者など)の方が増加しています。「人間尊重の経営」を実践する経営者団体としては、少しでも関心を持ち支援することが求められています。このような混沌とした社会だからこそ、中小企業家同友会に「企業の社会的貢献(CSR)」が求められていると思います。

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