障害者問題委員会見学学習会を実施
障害者問題委員会見学学習会を実施
4月13日、障害者問題委員会の見学学習会が行われ、岡山同友会から15人が参加。国立吉備高原職業リハビリテーションセンターを訪問しました。
今までは報告者を招いての学習会を中心に活動してきた障害者問題委員会ですが、参加者が自ら外へ出向いての学習会は今回が初の試み。委員会に寄せられた「障害のある人たちの職業能力の可能性を知りたい」「自社で雇用する場合の具体的なヒントがほしい」といった、会員の声に応えて企画されたものです。
厚生労働省が設置し、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が運営を行う同センターは、主に障害者の雇用促進と職業能力開発という二つの役割を担っています。
機械製図科や電子機器科・OA事務科などの訓練科に加え、販売物流・厨房実務ほかを扱う職域開発系の訓練コースがあり、障害の種類や特性に応じた様々な訓練を行っています。
今回の訪問では実際の訓練の様子を見せていただき、障害のある人たちが自己の可能性を信じて日々真剣に努力を重ねていることを知ることができました。
見学終了後の意見交換では「訓練内容が想像以上に実践的なレベルで驚いた」「開示されている修了者の求職情報が不足しているため、採用の判断が難しい」(以上同友会会員)、「経営者の見学は大歓迎。今後も積極的に交流を図りたい」(センター職員)などの感想が述べられました。