吉備高原支部8月例会のご案内

吉備高原支部8月例会

開始日時： 2010年8月27日(金曜日) 18時30分
終了日時： 2010年8月27日(金曜日) 21時00分
場所： 高梁総合文化会館２Ｆ　第一会議室（高梁市原田北町1212 TEL866-22-1040）

■報告者：株式会社マスカット薬局 代表取締役 ?橋正志氏（岡山同友会理事、障害者問題委員長）

■テーマ：「生き残りを賭けた抜本革新で“命ある経営理念”の実現を！」

■参加費：500円（オブザーバーの方は無料）

　?橋氏は1960年生まれ、倉敷市児島の出身。岡大付属病院や岡山赤十字病院への勤務を経て1998年にマスカット薬局を開設。現在、県下に11店舗の薬局を展開し、処方箋調剤を中心に、一般薬やサプリメントの販売も行っています。

　市場が成熟の時代を迎えた現在、社会保障制度をめぐる環境は悪化の一途をたどっています。少子高齢化が進み、モノを作っても売れない縮小の時代・・・。そんな時代の転換点に直面し、?橋氏は、今後自社が生き残っていくためには何が必要か、顧客は何を望んでいるかを根本から問い直し、抜本的な社内改革に着手しました。

　そのために、まず社員と社員の家族を絶対に守るという覚悟で?橋氏自身が全社員の前で決意表明を行い、ES向上のための全社アンケートを実施しました。社員の本音が書かれたアンケートには、それまで想像すらしなかった厳しい指摘や意見も少なからず見受けられましたが、しかし、中には意見だけにとどまらず、一歩踏み込んだ具体的な解決方法を提案してくれる社員もいました。本気で会社のことを考えてくれる社員の存在に意を強くした?橋氏は、彼らを中心に改善委員会を立ち上げ、問題解決の取り組みをスタートさせました。

　会社は人体と同じく血の通った生き物であり、体温のような温もりがなければならないと語る?橋氏は、同社が掲げる「命のある経営理念」の実現を目指して永続的な抜本革新の取り組みを推し進めています。
　「過去の延長線上に未来はない。時代の変化に対応しようとしない会社は絶対に生き残れない」と主張する?橋氏の報告を、ぜひお聞きください。