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第7回産業振興懇談会~B級グルメによるまちおこしとその可能性

第7回産業振興懇談会~B級グルメによるまちおこしとその可能性

   9月7日、政策委員会の企画による第七回産業振興懇談会が開かれ、行政担当者や会員経営者など約30人が参加。ゲストに津山ホルモンうどん研究会の鈴木康正会長を招き、「ご当地B級グルメによるまちおこしとその可能性」をテーマに活発な議論が繰り広げられました。
 

   前半は、津山ホルモンうどんを通じた地域の活性化について鈴木氏が事例を紹介。2005年の岡山国体開催を契機に、「全国から集まった選手たちを地域の味でもてなしたい」との思いから活動を始めた経緯や、マスコミに注目されるための仕掛けづくり、行政担当者との信頼関係の大切さなどについて、豊富な実例を挙げながらお話しいただきました。

   鈴木氏は「愛Bリーグ(B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会)はあくまで町づくりが目的。津山ホルモンうどん研究会も市の職員が大半を占めている。全国へのPR活動などは週末に集中するため、民間の有志だけでは活動を支えきれない」と行政との連携の重要性を強調しました。そして、そのためには人間的な信頼関係づくりが何よりも大切と指摘し、「彼らはまちづくりのプロであり、そのことの尊重なくして真の信頼関係の構築はあり得ない。そして民間人である我々もまた彼らに信頼されるよう努力すべき」と語りました。

   鈴木氏の事例紹介に続いて行われたグループディスカッションでは、岡山県・岡山市・倉敷市から参加した行政担当者も加わり、津山市の事例からどんなことが学べるのか各テーブルで白熱した議論が続きました。
最後に大西一夫氏が「これからの日本を元気にするのは大企業ではなく地元の中小企業。引き続き行政の皆さんとの連携も深めながら地域振興のあり方を模索していきたい」と挨拶を述べ、閉会となりました。

【付記】9月18日・19日に神奈川県厚木市で開かれた第5回「B-1グランプリ」で、津山ホルモンうどんは4位に入賞しました。

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