吉備高原支部11月例会のご案内

吉備高原支部11月例会

開始日時： 2010年11月4日(木曜日) 18時30分
終了日時： 2010年11月4日(木曜日) 21時00分
場所： 吉備高原リゾートホテル

■テーマ：「自ら気付けば、会社は変わる！」～原因「自分論」～

■報告者：日鐵鋼業株式会社　代表取締役　能登伸一氏（広島同友会　福山支部長）

■報告概要：

11月例会報告者、能登氏は、福山にて、鋼材の加工・販売を行っています。
昭和39年の創業以来、優れた加工技術でユーザーの要望に応えてきました。
日鐵鋼業の大きな特徴は、その社内体制づくりにあります。定期的に行われる「開発会議」は、メンバーを毎回変えて、食事を交えながら、会社を良くする為の様々な意見交換の場としています。「全社員営業体制」にしたことも、職種の差を超えて様々な意見を言い合う土壌となりました。
もちろん、はじめから順調に進んできたわけではなく、同友会入会後初めて作った経営指針は長い間社長の机の中にしまわれたままでした。しかし「会社を良くする為にも経営指針を浸透させたい」、と就業規則の整備を始め、3年後の2004年に発表した経営指針が、ようやく社員に受け入れられました。
同友会で学んだ一番のことは、「自分が変わる事」ということでした。自らの考えを固定的にせず、社員の意見を取り入れることで、それまではなかなか躊躇して取り組めなかった新卒採用などにも一歩踏み出すことができました。社風が良くなってくると、社員から自分の義理の兄を入れたい、と相談されることもありました。
能登氏は「同友会とは、自ら気付いて、実践する場」と語られます。この実践の報告をぜひ、お聞き下さい。