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倉敷支部&吉備高原支部 合同例会を開催しました。

倉敷支部&吉備高原支部 合同例会開催~56人が参加し交流の輪を拡げる

9月19日、瀬戸大橋温泉やま幸を会場に倉敷支部と吉備高原支部の合同例会が開かれ、他支部会員や社員も含めて56人が参加。三宅産業㈱の取締役会長・三宅昭二氏(香川同友会相談役・中同協顧問)の報告に耳を傾けるとともに、グループ討論で意見を交換しました。  

今回の合同例会は、定時総会で掲げられた2012年度重点方針の一つ「よい例会づくり―ステップアップ合同例会を開催する」に則り、提案・企画されたもの。
 6月に最初の打合せを行った後、8月1日に両支部役員が観音寺市にある㈱三宅産業を訪ねて報告の打合せを行い、さらに両支部合同会議を開くなどして例会に臨みました。

報告とグループ討論の時間を充分に確保するため、開会を通常より1時間早い午後5時30分に設定しましたが、会場には開会前から大勢の参加者が集まり、合同例会に寄せる期待の大きさが窺えました。  

 大西一夫倉敷支部長の開会挨拶の後、壇上に登った三宅会長は「人が生きる経営を愚直に実践して~企業経営と同友会運動は不離一体」と題し、同友会での学びと人間慎重の経営の実践について豊富な具体例を挙げながら、約70分間の報告を行いました。

その後、「人間尊重の経営とはどのようなものだと思いますか?」「あなたは同友会の学びと自社の経営をどのように連動させていますか?」という二つの討議の柱を軸にグループ討論を行いました。

最後に、座長を務めた山辺啓三吉備高原支部長氏が「三宅会長の『学ぶとは誠実を胸にきざむこと』という言葉が印象に残った。できないことを他者のせいにするのではなく、必ずやるという意気込みで実践することを胸にきざんで持ち帰りたいと思います」とまとめ、閉会しました。

その後開かれた懇親会にも約40人が参加し、支部の垣根を越えた貴重な交流の機会となりました。  

参加者の主な感想

●人間尊重の経営が出来るか否かは経営者自身のスタンスに関わると思います。今日の報告の中でも言われたように、私たち経営者でも見える部分は数%に対し90数%は見えない部分であろう。その意味で謙虚さと忍耐力が求められると思われます。そして経営者自身が尊重されるような経営者でなければ本当の人間尊重の経営は出来ないのではと思わされました。

●経営者として謙虚である。それを実践されているところに感銘を受けました。公私混同をしないとか、質素な生活を心掛けるなどすぐにでも実践できるところから取り組みたいと思います。

●三宅会長は常に目標を持ち、進んでこられたと思う。社員が自分で考え行動できる『自立型社員』を作ることが大事であると思いました。同友会での学びは実践しなければ何もならない。

●三宅会長の報告を聞いて、社員との関わり合いで感情を共有することの大切さを感じました。経営指針の作成とともに全てをオープンにし、社員との信頼関係を築かれている。我社も人間尊重の経営に一歩でも近づくように社員とともに成長したいと改めて感じました。

●業種は違っても本質的、一般化して蓄積させるのが同友会の学びで大切なこと。自己変革するという気持ちで学ばないといけない。謙虚で真剣に学ぶ。今日もたくさんの学びをいただきました。学んだことを一つずつでも実践してやっていこうと思います。

●参考になることばかりでした。社員の方が社外で大勢活躍されていることに感銘を受けました。

●意識統一だけでなく「感情統一」!この言葉は刺激を受けました。人と人とのかかわりの中で私の中では「人情」という言葉が浮かんできました。今日のお話やディスカッションでは、会社の中で何をやっていけば良いかのヒントをいただけたと思います。やはり「自分を変える」ことからです。難しいですが・・・

●感謝 三宅昭二様。ありがとうございます。経営者の心、実践の力と思い、本当に強く思うことの大切さ、そして一朝一夕にはできないことを信頼し続けること、地域とともに歩む心、お姿より多く学ばせていただきました。日々の実践、私の一番足らないところで
す。本当にありがとうございました。

●人は技術だけではだめ。人間として深く広くなるべし。また、生活は誠実を心がけ、質素に生きる。以上のような会長の哲学に感銘を受けました。少しずつ実践して参ります。

●社員さんは最も信頼できるパートナーであり、お互いにキャッチボールをおこないながら相手を気遣うことが重要であると感じた。学んだことは必ず実践し、日々憲章を行うことをしていきたい。人間尊重の経営に関しても、グループ討議で様々な意見があり、自分の中で考えたこともない意見もあり、参考になった。社員さんが夢を持てる会社、社員さんが家族に安心で幸せな生活を提供できる会社づくりに取り組みたい。

●知っていることと出来ていることの違いがあぶりだせた。何を目指して経営しているのか。どこを目指しているのかをもっともっと何度も語っていこうと反省しました。

●自分の頭の中では分かっていてもなかなか実践できないことが多くあります。「感情の統一」大切な言葉だと思います。社員の皆さんが自分にとってどんな会社なのか?自発的に行動の出来る会社を目指して明日からまた頑張りたいと思います。

●三宅会長の生きざまに改めて感動しております。経営は社長の実体がそのまま具現化してくるということですから、正しくそのままの立派な会社が今後も生き続けられるものであると思います。会社の代表である自らが目的を掲げて愚直に実践して参りたいと思います。

●自主自立型の社員を育てるために、変化に自発的に対応できる社員を育てる教育を実践されていますが、それはまさに三宅会長の生きざまであると思います。社内の運営を社員の意見や思いを共有しておこなっている姿が見えます。経営指針の真の実践を進めていることが実感できます。経営理念の「美しい生活の創造」が三宅産業の風土に脈々と息づいていると感じました。激動の経営者人生を時間の関係でさらりと話されましたが、機会があればレジメの後半をゆっくりお聞きしたいと思います。

●先日の役員研修会を受けて「企業経営と同友会運動は不離一体」ということを学び、それを常に意識するようにしています。グループ討論の中で経営指針がうまく機能している企業はいずれも社員全員で作っており、それをPDCAのサイクルで回す事ができていることを聞いた。次期の経営指針は全員で作るようにします。三宅会長のおっしゃった「経営者は見られている」という意識をもって日々の業務から私生活を過ごすようにします。

●経営者ではないのですが、幹部社員としてやるべきことが見付かりました。同友会の例会で学んだことを1つ決めて翌日から実践します。今日の決め事「社員さんの目を見て話す!!」

●論理的には理解しているつもりでも、本当に心からの理解が出来ていないと実践には繋がっていかない。「感情の一致」が得られるために、職員と本音でとことん話をする時間(特に聴くというスタンス)をとる必要を感じました(経営者としての驕りから独善的に行動していたことを反省です)。

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