吉備高原支部１１月例会のご案内

吉備高原支部１１月例会のご案内

■日時：11月30日(金曜日) 18時30分～

■場所： 吉備高原リゾートホテル（吉備中央町吉川4860-6）

■テーマ：「経営指針の実践と現実のギャップに直面して」　～一歩前に出るために、三歩進んで二歩下がる～

■報告者：(有)カヨーメカニカル 代表取締役 小虎 修一氏（吉備高原支部副支部長）

■参加費：500円（オブザーバーの方は無料）

★会員以外の経営者の方もオブザーバーとしてご参加いただけます。電話、FAX、メールでご連絡ください（TEL：086-222-7473、FAX：086-225-3662、info@okayama.doyu.jp）

■内容：

　カヨーメカニカルは平成3年創業。
　
　根菜類やネギなどの野菜収穫機の開発に関わり、10年で会社の礎を築き上げました。しかし社内の整備が追いつかず、取引先からのクレームが日ごとに増加。小虎氏はいつの間にか会社の制御ができなくなっていることに焦りを感じ、同友会に入会しました。

　経営指針成文化研修会修了後は社員との関わり方も変化し、売上の3カ年計画も達成しました。念願の新卒採用も始め、若い社員が増えて社内は活気にあふれました。　
　しかし順風満帆に見えたのも束の間、最近になって新しい問題が浮上してきたと言います。

　同社の理念に共感する若い世代が、仕事に前向きに取り組めば取り組むほど、ベテランから「ついていけない」「もう新しい仕事はしたくない」「農業の方が忙しい」などの声が出始め、とうとう退職者も現れました。技術継承が課題の同社にとって、ベテランの退職は大きな痛手です。しかし一方では、理念に共感してくれる若い世代の意識も大切にしたい思いもあり、小虎氏は今、その大きなギャップに直面しています。

　理念に共感できない社員とどうコミュニケーションを図るか。世代間の仕事に対する意識の隔たりをどう埋めたらいいのか。新卒採用で企業が生まれ変わるとはどういう意味なのか。皆さんと一緒に考えます。