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2016年度岡山大学提供講座

「現代中小企業論」全15講終了
最終講はパネルディスカッション「地域社会と中小企業」

                           2016年度岡山大学提供講座

7月29日、岡山大学経済学部で4月から毎週月曜の夕方の一コマ講座を受け持ってきた「現代中小企業論」が最終講を迎え、「地域社会と中小企業」とのテーマで担当教授とのパネルディスカッションを行った。

 まず、北真収教授、戸前壽夫准教授お二人から、「伝統を受け継ぎ、新たな価値観を融合させるという発想、そこからチャンスを掴んでいくことが今後重要になると感じた」「バブル崩壊以後経営者の時代と言われるが、特に中小企業は、経営者によって大きく飛躍したり、競争力を持てるのだと感じた」など、感想が述べられた。
 

 パネリストとして大学側から経済学部の北真収教授、同友会側から奥野一三氏、平本久雄氏、松尾正男氏が登壇し、戸前壽夫准教授の進行で進められた。一つ目のテーマとして「中小企業と大企業の求める人材像の違い」について意見が述べられ、「中小企業では一人が何役もこなすため、マルチプレイヤーとして成長できる」「お互いの良さを認め合って、補い合うのが中小企業」「中小企業は成績よりも人間関係において信頼されるかどうかに重点を置いていると思う。経営資源が大企業に比べて少ない中で、今後成長していくために必要なのは連携していくこと。地域との結びつきを強くするために、信頼関係を作っていける人でないと無理」などの意見があった。

 2つ目のテーマとして「中小企業で働くということ」が取り上げられ、「中小企業は地域なくしてはやっていけない。また地域を担っていくのは中小企業で働く人々だ」など熱く語られた。この提供講座は次年度も継続して取り組み、中小企業の存在意義を地域の学生、先生方に考えていただく場として開催する予定。



次年度に向けて改善点など意見交換
      経済学部担当教授らと意見交換会を実施 7月29日、於岡山大学  

最終講終了後、会議室に移動し、今年度講義を受け持った会員経営者と経済学部の先生方との意見交換を行った。参加者は次の通り。

●岡山大学経済学部
 学 部 長 平野正樹氏
 教   授 長畑秀和氏
 教   授 北 真収氏
 准 教 授 戸前壽夫氏

●岡山同友会
 代表理事 松尾正男氏
 副代表理事 奥野一三氏
 常任相談役 梶谷俊介氏
 理   事 三宅誠一氏
       石橋史惠氏
       平本久雄氏
 マクドナルド吉延洋子氏
         事務局

次年度の改善点として、
  ■最終講のパネルディスカッションに学生数名に参加してもらう

  ■学生の関心のある業種について中間時点で意識調査し以後の内容充実
    に向けて検討する

  ■レポートにコメントを返したい講師は、コメント記入済みのレポートを事務局
    経由で、翌週以降の講義の際に返却することで対応する

などが協議された。今年度の学生の参加は、各回約130人。共同求人委員会では、今後も引き続き講座を提供することにより、学生や先生方に中小企業の実態を知っていただく場として充実させていく予定。

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