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問題を見える化し、共有する広報は組織の要

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 9月20日(水)、大阪同友会事務局にて中同協広報委員会が開催され、全国から約30人(岡山から2人)が参加しました。

 まず始めに実践報告で、熊本同友会の広報活動をテーマに、震災時のSNS活用とこれからの課題や重要性の報告がありました。震災を経験し、よりITによる情報共有の取り組みが活発化しています。次に福岡同友会から情報化と対外広報活動の歩みをテーマに、行政やマスコミなど対外的に誰と誰がつながるのかを戦略的に考えた活動報告です。定期的な記者会見、懇談会、景況調査とその情報活用、緊急時のアンケート調査と発表など長期にわたる取り組みでした。

 問題提起では、中同協広報委員長の加藤昌之氏が、対外広報と組織化について報告されました。テーマは三つ

一.広報委員会の歩み

二.対外広報と同友会活動の見える化

三.組織強化と五万名達成についてです。

対外広報と見える化で、最も印象に残ったのは課題解決についてです。問題がわかれば 80% は解決できる。お金か、人か、情報か、要は何が問題か明確にすることである。みんなの意見を聞き出し、議論する中で課題を明確にすれば解決できる。経営課題の解決も同様で、異変 → 変化対応 → 情報共有 で解決する。どこで、何が起きているかを認識しているのは誰なのか? 現場を見る力はあるか? 見たものを見える化できるか? 映像にできるか? 数値化できるか? ただ、「 なんとなく変だな 」だけでは伝わらない。説得力ある言葉、数値、分析力が信頼を獲得し、伝わる力が増していく。問題を見える化し、共有する広報は、組織の要である事が強く伝わりました。

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 グループ討議では、各県の具体的なアイデアから課題と、広報活動の重要性を議論しました。健全な議論が進むことで、何が課題で何を実践するのかが見えてくる。全体を通して、信頼の善循環こそが組織の真の力になっていくことをあらためて体験させていただきました。

中同協・広報委員会 報告/
株式会社イケル 代表取締役 山下 秀男(岡山同友会広報委員長)

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