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第29回「魅力発信!−New Face」(特非)備前プレーパークの会

−New Face−
第29回

この連載では「よい会社・よい経営者」をめざして学び始めた新会員さんにスポットライトを当て、同友会でどんなことを学び、どんな企業を目指すかを語っていただきます。日々奮闘している会員企業を紹介します。  \;

 \; 特定非営利活動法人 備前プレーパークの会
代表理事 北口 ひろみ 氏

2023年入会・東備支部









特定非営利活動法人 備前プレーパークの会
【所 在 地】〒705-0024 備前市久々井1390-1  TEL:0869-63-3332
【事業内容】自然豊かな里山環境を活動拠点として冒険遊び場(プレーパー
      ク)づくり活動、子育て支援、森のようちえん、小規模保育
      園、多世代交流など
【W E B】 https://bizenplaypark.org/

活動を始めたきっかけ

(藤井)団体の設立経緯について教えてください。
(北口)自分自身の経験からも子育てのしにくい社会であることを痛感する中、
    メディアでプレーパークに出会いました。そこには手作りの遊具と自然
    の中にあるもので子どもたちが楽しそうに遊び、みんなでつながり合っ
    て子育てしているのが印象的でした。
(北口)2005年に自宅の庭から始めました。次に公民館に段ボール、竹、ドラム
    缶などを持ち寄ってのプレーパーク。2年目には総合運動公園へ。そして
    活動を見守ってくれていた方が私有地を貸してくれることになりまし
    た。
(藤井)すごいことですね!
(北口)活動場所に苦労する中、今までの活動を見てくれていた方々や家族が
    「諦めるな」と背中を押してくれました。

全国でも珍しい子育て支援事業

(藤井)15年に法人化したきっかけは何だったのですか?
(北口)活動が行政の目に留まり、外遊びが存分にできる「地域子育て支援拠点
    事業」として正式に事業化してくれました。
(藤井)10年間活動を継続してきた成果ですね。
(北口)プレーパークは全国に約五百カ所ありますが、西日本で予算が付いてい
    る事例は少ないです。また、(特非)子育て広場全国連絡協議会から
    「外遊びに力を入れている事例として紹介してほしい」という声もいた
    だいています。
(藤井)今ではプレーパークの運営だけではなくなっているのですね?
(北口)ええ。毎日開かれた場所となることで利用者が増え、保護者の要望や行
    政からの要請を受けて森のようちえんや小規模保育園ができました。

 \;

任意団体から法人化、さらに事業拡大へ

(藤井)同友会への入会経緯について教えてください。
(北口)元々はお母さん達の任意団体でしたが、法人化して保育園もでき、スタ
    ッフを新規採用するようにもなりました。保育園ができることによって
    事業も大きくなり、労働環境も含めて組織化をしていこうと考えまし
    た。そして、人も環境も大きく変化し、経営の難しさを会員の方に相談
    していく中で入会となりました。
(藤井)同友会はどう活用されていますか?
(北口)例会に何度か参加しました。グループ討論で悩みを聞いてもらったり
    アドバイスをもらったりして、気持ちが軽くなりましたね。

年齢を問わず人が生かされる場づくり

(藤井)今後の展開について教えてください。
(北口)プレーパークらしい保育・コミュニティを確立し、選ばれる園にしたい
    ですね。また、いろんな所に出張してその場でプレーパークを体験して
    もらうことで認知を広めていきたいです。そして「ここと出会えて良か
    った」という場をスタッフと一緒につくっていきたいですね。カフェや
    食など人が集まるきっかけをつくり、年齢を問わず人が生かされる場を
    つくっていきたいです。  \;

執筆=NPOエリア・イノベーション 藤井 智晴

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