HOME同友会ニュース活動報告

開催しました/公開行事「社員は最強で最高のパートナー」報告者:大和警備保障 株式会社 代表取締役社長  川田 幸範 氏(香川同友会・副代表理事)

岡山北支部&岡山南支部合同記念講演
社員は最強で最高のパートナー
〜「労使見解」に裏付けられた経営実践から学ぶ〜

 6月21日、岡山北支部と岡山南支部はそれぞれの支部総会後に合同記念講演を開催し、大和警備保障?の川田幸範社長(香川同友会副代表理事)に「社員は最強で最高のパートナー」という題でご講演いただきました。参加者47人が川田氏の経営実践から学びました。
 川田氏はお父様が創業された同社を2016年に事業承継し、現在社員102人を擁す香川ではトップの警備会社を経営しています。同友会との出会いは、2006年取締役の時。ところが入会後3年目にして若手の幹部候補が次々と会社を辞めていく事態に。理由は「会社の行く道が見えないから」。社員たちとのコミュニケーション不足を痛感し、一念発起して経営指針の成文化に取り組み、会社の行く道を示し社員と向き合うところからやり直しました。
 同友会を利用して社員と共に成長していく会社を作る意気込みで、「夢や目標が描ける社員満足が多い会社になろう」と社員と話し合い、共有しあう努力を結実し、経営指針書を作り続けています。

 \;

 コロナ禍には売上が40%ダウンしたにも関わらず一人も解雇せず、給与も現状維持を貫き社員との信頼関係を守ったことに感銘を受けました。その行動の背景には香川同友会経営労働委員長の「社員に還元しての赤字なら良い。そういう会社は結果的に赤字にはならないはず」との言葉があったそうです。
 経営実践報告に続き、香川同友会の取り組みも紹介されました。特に中讃第二支部の連続入会による自社成長と支部成長の不離一体活動が、3年、5年と支部で記録更新し続ける内に他支部にも波及し、連続入会に取り組む風土ができたとのことでした。また、運動の先にある姿を明確にし、同友会運動と企業づくり・地域づくりを結び付けた活動にすることで、活動が面となって展開され、仲間づくり運動にはずみがついたとの紹介もあり、役員は刺激を受けました。


日 時:2024年 6月21日(金)18:50〜
会 場: 岡山国際交流センター
報告者: 大和警備保障(株) 代表取締役社長 川田幸範 氏(香川同友会・副代表理事)

参加者の主な感想

『社員を大切にする会社は、最終的に赤字にならない』という言葉が心に響きました。自分ができていないことを認識しながらも、すぐに取り組むべきだと自分に言い聞かせる時間になりました。
会社を維持・発展させる責任と、雇用を守り続ける覚悟が伝わりました。『幸せに働くとは何か?それは社員が夢や目標を描けるかどうか』という言葉が印象に残りました。そんな会社にしていきたいと思います。
中同協刊『人を生かす経営』を読んではいるが、どこまで実践できているか? その必要性や重要性の再確認ができたような気がします。
『ココイコMAP』は地域に根付く同友会らしい活動で、岡山でもできればと思いました。その為に、新しいことをやってみる風土が必要だと思います。
他県同友会の人に「岡山同友会はこんな取り組みをしている」と言えることはすばらしいし、それがないと結局ダメなのだろうと思った。
コロナ禍での雇用確保に対する努力に感銘を受けました
「社員を大切に考えている会社は、結果的に赤字にはならないと思う」という税理士さんのお言葉で、「誰も解雇しない! 退職させない。どんなことをしても!」と決意をされた点が感動しました。
「経営者が社員や、社員の家族にとって信頼に足る者であること」この言葉を聞いたとき、本当にその通りだと思いました。経営者の一丁目一番地であると感じました。



▲ このページの先頭にもどる

公開行事案内へ

入会案内へ

トップページに戻る

同友会ニュースのインデックスへ

同友会とは?へ

岡山同友会とは?へ

活動内容へ

所在地・連絡先へ

個人情報保護方針

対外情報発信についてのガイドライン

リンク集へ

同友会活動システムイードウユウへ
中小企業家同友会共同求人サイトジョブウェイへ
中小企業家同友会全国協議会のサイトへ
同友会会員企業検索のページへ