倉敷支部4月例会のご案内

倉敷支部4月例会

開始日時： 2010年4月21日(水曜日) 18時 15分
終了日時： 2010年4月21日(水曜日) 20時 50分
場所： くらしき健康福祉プラザ２０１


■テーマ：「高い技術力とやる気を結集して自立型企業を目指す」

■報告者：株式会社琴浦製作所 代表取締役 角南和彦氏

■参加費：無料

■懇親会：例会終了後、交流委員会主催により懇親会を行います。（予算約4,000円）。参加希望の方は、必ず事前に事務局までお申し込み下さい。

※18:15から18:30までの15分間、会員希望者による自社PRを行います（希望者は事前に事務局までご連絡ください）。

■報告概要：

角南社長は琴浦製作所の３代目経営者。昭和６０年に同社に入社し、先代であった父が亡くなった平成6年に社長に就任しました。

近年は造船業界全体が好調で、同社の業績も順調に推移していましたが、その一方で、取引先の要望に応えるために業容を拡大し続けることに不安を感じずにはいられなかった、と角南社長は語ります。
膨らみ続ける一方の設備や社員数に対して自分の限界を感じた角南社長は、事態の打開を図るためコンサルタントに依頼して経営指針書づくりに着手します。幹部も交えた経営強化会議で意見を出し合い、平成17年には同社にとって初めての経営指針書が完成。組織強化と社内の整備を推し進めます。
以来、売り上げは毎年１０％以上の伸びを実現し、社員の仕事に対する姿勢にも変化が見られ始めましたが、しかし、角南社長にとっては、自分自身で作り上げた経営指針書ではないことに、一抹の心残りを拭いされない気持ちがありました。
平成21年に同友会に入会し、もう一度理念を見直して自社の方向性を明確にしようと第23期経営指針成文化研修会に参加。そこで練り直した理念を社内に浸透させるべく、現在、様々な取り組みを進めています。

今までは順調に推移してきた造船業界ですが、今後は中国・韓国が主力となり、日本国内は縮小に向かうことが予想されています。
厳しい選択が求められる現在、新分野開拓にも力を注ぎたいと言う角南社長に、自社での取り組みについてご報告いただきます。

※オブザーバーの方で参加を希望される方は、名札をご用意しますので事前に事務局までご連絡ください。