第１７期社員共育大学 修了式を開催しました

　２月１０日、第１７期社員共育大学の修了式が岡山ロイヤルホテルで開催されました。当日は経営者と受講者合わせて１１２人が参加し、受講者８７人の内、修了者は７８人となりました。昨年六月から毎月１回、計８回の講義を受け、所定の条件を満たした受講者に修了証書を授与しました。
　式の冒頭で藤原良彦社員教育委員長から労いの言葉と共に「今は何でもスマホですぐに調べられる時代だからこそ、しっかりした考え方を身に付けないと本当に望むことの達成が難しい。講義で得た自主的な学びを継続し、しっかりとした考え方を身につけて欲しい」と、激励のメッセージが伝えられました。

　その後、土井章弘社員共育大学学長より、受講者一人ひとりに修了証書と大田堯著、『生命のきずな』が手渡され「この本には人間の特徴はみんな違うということが書かれています。互いに助け合うことで人との接し方を学び、各々の違いを認め合い、力を合わせていこうとする気持ちを大切にして欲しい」と呼び掛けました。

　懇親会は、藤田賢治代表理事より「今後も学び続けて人間的に成長し、会社の発展と地域の発展に貢献する人財になってほしい」とのあいさつと共に開会しました。
　中盤では各社の修了者一人ずつから社員共育大学を通しての学び、実践などの発表があり、会場から大きな拍手が送られました。経営者からも「社員の変わろうとする姿に感動し、社員と共に一つのことをやり遂げたという達成感を味わうことができた。次回も是非参加したい」「大学を通して皆さんに育てられた社員は自社にとって大きな財産となった」などの感想が述べられ、共に育ち合うことを実感しました。

　最後に山辺啓三副代表理事より「皆さんは会社の宝物であると共に地域の宝物です。会社の一員である皆さん一人ひとりの輝きが地域の力となります。経営者と社員と地域で共に育っていきましょう」との言葉で閉会しました。
　社員共育大学は次回で第十八期を迎えます。社員と共に成長できる学びの場となるよう、更なる発展を目指していきます。