第９期幹部社員大学修了式開催

　２月２７日、第９期幹部社員大学修了式が、岡山ロイヤルホテルに於いて開催されました。昨年９月に開校し、６カ月間、経営者と幹部社員が共に真剣に学び合いました。

　今期の参加企業は（一財）操風会岡山旭東病院、岡山トヨタ自動車㈱、㈱笠原組、㈱定光鈑金、㈱サンキョウ‐エンビックス、サンコー印刷㈱、㈱ジョア、ダイヤ工業㈱、㈱トヨタレンタリース岡山、㈱フジタ地質、㈱ヤマシタの１１社２４人の参加でした。幹部社員に対する共育の重要性は年々重視をされるようになり、今年度は昨年度の九社１８人を大きく上回る参加となりました。

　幹部社員大学は、一人の経営者に対し一人の幹部社が参加することとなっています。社員と経営者が一対一で向き合い、議論をしていくというある意味贅沢な時間を持てる充実した内容となっています。受講者は、普段は接することのない他社の経営者から、様々な角度から質疑応答がなされ、この六カ月間で幹部社員として自覚を強めるきっかけとなった様子でした。

　ある受講者は、「受講前は経営者との間に距離を感じていましたが、幹部社員大学をきっかけに話す機会も増え、経営理念について議論できるようになったのは良かったです。また、人に自分の考えを伝える難しさを痛感しました」と述べました。
　経営者も「他社の幹部社員と質疑応答をすることで、自社の本当の課題がどこにあるのか気付くきっかけにもなった。今後も継続的に幹部社員大学に参加していきたい」と語り、経営者自身にとっても勉強になった様子でした。

　半年後の７月には今回の研修で作成した行動計画の実践を検証するフォローの会が開催されます。そこで受講者は本当の修了を迎えます。