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第20期社員共育大学修了式を開催

今期は80人が修了−修了後も成長を続ける社員に
第20期社員共育大学修了式を開催

2019年2月13日 於:岡山ロイヤルホテル



 2月13日、岡山ロイヤルホテルにて第20期社員共育大学の修了式を開催。当日は今期の修了者80人を含む約110人が参加しました。
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 (有)まるみ麹本店の山辺啓三氏の開会挨拶では「第一講から比べると全員が大きく変わりました。それは色々なことに気づき、学んだからこそ。気づくことで視点・考えが変わる。考えが変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば生活が、姿勢が、人への影響も変わる。全ては ”気づくこと “が出発点です。共に学びあった仲間と一緒にこれからも歩んでいきましょう」と、期待を込めたエールが送られました。
 その後、社員共育大学学長を務める(一財)操風会岡山旭東病院の土井章弘氏から一人ひとり全員に修了証書と受講証書が手渡されました。記念品の書籍『生命のきずな』(大田堯著)について土井氏は、「人はそれぞれみんな違う。生きていく中で自分と違う人たちと関わっていくことが必要であり、つながることでお互いが豊かになっていく」と語り、「社員共育大学で学んだことに加え、この本を読んでさらに多くのことを学んでほしい」と激励のメッセージを送りました。


 懇親会では、参加企業各社の受講者代表が一人ずつ壇上に上がり、「仕事に対して以前よりも積極的に関われるようになった」「色々な人と関わり合いながら意見交換ができて充実した時間だった」などの感想が発表されました。また経営者を代表して岡山校から(株)トヨタレンタリース岡山の片岡雅夫氏、倉敷校から倉敷花桜ハム(株)薫製倶楽部の山田勝典氏らが「自社の社員はもちろん、他社の皆さんの変化も身近に感じられた。何より自分自身が深い学びを得ることができた。これからも共に育ち合い、より学びを深めていきたい」などと感想を述べました。
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 閉会挨拶にはカスタマー建材工業(株)の廣澤規夫氏が立ち、「社員共育大学は、働くこと、生きること、そして何より充実した人生を送るために大切なことを学べる貴重な場。受講者の方々はこの一年で学んだことを思い出しながら日々の仕事や生活を通じて実践し、成長し続けてほしい」とはなむけの言葉を送り閉会となりました。

 第21期社員共育大学は、6月からスタートします。見学も随時受け付けています。また11月には2019年社員教育活動全国研修・交流会が岡山で開催されます。この機会に是非お申込み下さい

● 第21期社員共育大学の情報はこちらから


受講者感想「第二十期社員共育大学を修了して」
山陽環境開発(株) 田澤 大輔
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 私は20数年間の会社勤めの中で、今まで社内外で勉強会に参加した経験がありませんでした。2年程前、転職を機に当社で働くこととなり、何度か同友会の講演会へも誘われましたが参加することはなく、今回も見送ろうと思っていました。しかし日頃より社長から「同友会」という言葉を耳にしていて、社長と志を一緒にするには良い機会と思い参加しました。
 講義を振り返ってみると、共育大学で成長された先輩の報告に始まり、グループ討議では初対面の人との意見交換の中で自分とは違った目線や考え方に気づき、そこから実践に移す大切さを学びました。また他の受講者の成長も見受けられ、それを素直に喜べる自分がそこにいました。これも新たな気づきです。
 今までの私は他人の意見に耳を傾けることが苦手でした。この共育大学では環境や立場は違えども、共に育つという同じ志の人との関わりの中で自分の殻を破り、互いに尊重し合う心を持てるようになりました。この成長が周りの人に気づいてもらえるように、常に謙虚な姿勢で相手の立場になって行動できる人になろうと思います。
 共育大学に参加する日は他の社員に負担をかけましたが、快く送り出してもらったことに感謝します。来期は自分が送り出す側となり、受講者の成長と互いの感謝の輪をより大きなものにして、社員の成長から会社を盛り上げていきます。


経営者感想「共育大学参加者の皆様お疲れ様でした」
(株)トヨタレンタリース岡山 常務取締役 片岡 雅夫
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 今回、岡山校へ4人の受講者と共に参加させていただきました。受講者からは、「他社の人、世代の違う人との討議はいろいろな立場の話を聞くことができ、考えを深めるきっかけとなった」「『話し手の言いたいことは何だろう』と本質を考えることを学んだ」という感想が聞かれました。また、討議を進行することが難しかったという話も聞かれましたが、それも含め、多面的な見方、表現、伝え方、まとめ方など多くの事や、たくさんの人とのつながりをこの大学を通じて得ることができたと思います。私自身も同様に、表現から本質を読み取ること、伝えること、理解してもらうことの難しさを感じながら学ばせていただきました。相手の話をよく聴き、自分と違うところに学びがあること、自分の意見を押し付けるのではなく、想いまで伝わるように表現することが必要だということをあらためて感じました。今回の学びを実践に活かすことを社員と共に進めて行きたいと思います。
 最後に、関係者の皆様に御礼申し上げますとともに、社員共育大学に参加された皆様が益々成長し、会社の成長・発展、地域の活性につながること祈念したいと思います。




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