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障害者就労支援機関・岡山市との懇談会を開催(障害者問題委員会)

   10月26日、岡山国際交流センターにて、行政機関、障害者就労支援機関との懇談会が開催され、約30人が集い、障害者雇用についての意見交換を行いました。

 まず岡山市障害福祉課の長門修氏の挨拶があり、これまでの障害者問題委員会との連携について説明がありました。続いて、就労移行支援センターフリーデザイン岡山の宇野絵理氏から就労支援事例の報告がありました。テーマは「失敗事例から障害者雇用について考えよう」というもので、精神障害者の支援がうまく行かず離職に至ってしまった経緯を話されました。このケースでは、実習期間を設けない採用で、週に2日2時間の短時間労働でしたが、それでもミスマッチが起きてしまった残念な事例でした。報告の後、グループ討議で障害者が長く働き続けるために必要な事について事例を交えて考えを出し合いました。
 
 岡山障害者就業・生活支援センターの久戸瀬敬子氏のまとめで、「障害の種類や特性が一人一人が違うので、きちんとその方にあった支援は何かを汲み取り、具体的に職場でのやり方を仕組み化していく『配慮』が必要だ」と述べられました。また、「採用の前には、双方の相性や、特性に応じた配慮のすり合わせを行うためにも『実習』が重要」と強調されました。折しも、今年の春から「障害者差別解消法」により、障害者に対する「合理的配慮」が義務付けられたばかりです。いつ、誰が、どこで、どの手段でといった具体的に踏み込んだ形での配慮をシステム化して職場全体で共通理解することが重要です。

   最後に、國富淳治障害者問題委員長が閉会の挨拶に立ち、行政や就労支援団体との関係性を今後も深めていく事、同友会の基本理念「人を大切にする経営」を再確認して締めくくりました。

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