倉敷支部2月例会を開きました。
日 時:2012年2月15日(水)
会 場:おかやま山陽高校
テーマ:「共に育ちあう理念経営を目指して~職場は私と貴方の晴れ舞台」
報告者:(財)操風会 岡山旭東病院 院長 土井章弘氏(岡山同友会代表理事)
討議の柱:「経営者と社員との学びあいの場はありますか?」
参加者の主な感想は以下の通り。
◆土井代表のお話は、いつ聞いても温かみが感じられ人間尊重の経営が組織に溶け込んでいるように思います。組織経営は理念だけではなく、理念を映し出したビジョンが必要だと感じました。資料としていただいた「岡山旭東病院の役割マニュフェスト」を真似て作成してみようと思います。
◆「こそ丸」、経営者の常備薬のうわさは他からも入ってきておりました。地域密着のオンリーワン病院をめざしてされていると言われましたが、本当に愛を感じる土井先生の人間性をひしひしと感じております。和やかさが見えます。感謝、謙虚、愛、おもいやり、私がいつも想い、発している言葉「ついている、嬉しい、楽しい、ゆるします」を言い続けてまいりたいと思いました。
◆今回OBとして参加させていただき、初めてのことばかりで大変勉強になりました。具体的に印象に残った内容としては、「社風は風土で育てる」「『すずめの学校』ではなく『めだかの学校』」「リーダーシップと民主主義的経営のバランス」「少しの背伸びでできそうなことはだいたいできる」など。
まだ経営者ではないのですが、まず「少しの背伸び」を日々続けていき、少しずつでも前に進んでいきたいと思います。
◆たくさんの学びがありました。周りへの感謝の目線を強く感じ、自分に欠けているものの1つだと反省しました。持ち帰り、学びの場の形を小さくても作りたいと思います。
◆自営でも一般企業でも医療・社福法人・NPOであっても経営感覚を持っていなければ継続はできないと思うが、病院経営にいち早く取り組まれた実践報告は説得力があります。Fグループは人間関係で白熱した発言が相次ぎました。具体的な夢は聞けませんでしたが、多分熱い想い、夢を持っておられるのでしょう。エネルギーをいただきました。当社はお客さん、そして社会に向けて発信できる企業理念を築いていくつもりです。
◆経営者が考えていることと、社員が考えていることや感じていることを、お互い意見交換しあう場を設けることは大切だと思いました。経営理念をもとに社員1人1人の役割を明確にして全員で取り組めば、もっと良くなっていけると感じました。自分だけ思っていても変えることは難しいので、全員で共有して問題点を一つ一つ解決していきたいと思いました。
◆「ホラでも言っていればそのうち・・・」というのは良いですね。いただきまーす。「人生のコツ」はコツコツと。同友会のおかげで今の私があります。これからも初心に返り、コツコツと学ばせて頂きたいと思います。経営者はいつもどこかで「効率優先」を考えるあまり、社員さんの本当の心をみていないのかもしれないと、グループ討議の中で気が付きました。どんな社風の会社が良いのかしっかり考えていきます。
◆経営理念を作るとき、どうしても上から目線の理念になってしまう。社員を巻き込んで作成することが大切だと感じた。そして経営理念を作ったら、それを実行していくことが大切だと思った。社員とは一心同体にはなれないが、進む方向を一緒に考え、それを目指して働くことが大切だと思いました。