吉備高原支部4月例会
開始日時: 2010年4月16日(金曜日) 18時 30分
終了日時: 2010年4月16日(金曜日) 21時 00分
場所: 吉備高原リゾートホテル(加賀郡吉備中央町吉川4860-6 きびプラザ3F TEL:0866-56-7170)
概要: 上記日程にて吉備高原支部4月例会を開催します。
■報告者:有限会社ヒロシゲ文庫 代表取締役 三宅誠一氏
(岡山同友会理事・倉敷支部長)
■テーマ:「経営者が変われば社員も変わる、そして会社が変わる」
■参加費:500円(オブザーバーの方は無料)
■概要:
父が創業した鉄工所の経営から、町の本屋さんへ転身したのが今から14年ほど前。
実績がないため問屋から欲しい本を仕入れることすらままならず、焦りと苦悩の日々が訪れます。
しかし、徹底した顧客サービスと独自の工夫による在庫確保が功を奏し、いつしか地域でも指折りの書店と呼ばれるまでに成長しました。経営はようやく安定の兆しを見せ始めたものの、その一方で、信頼していた優秀なスタッフが次々と辞めていく深刻な事態に直面。理由がわからず悩んでいた時、あるスタッフが「今日は社長から初めてありがとうと言われた」と嬉しそうに語る様子を見て、愕然とします。既に入会していた同友会の「経営者にとって社員は最も信頼し合えるパートナー」という考え方に、初めて共感できた瞬間でした。
早速、まず自分自身が変わろうと決意し、経営指針成文化研修会にも参加。それまで一方的に指示を下すだけだった関係を改め、まず相手を受け入れて徹底的に話を聞くことによって、スタッフとの信頼関係を築き上げることに成功しました。
この5年ほどは仕事をやめるスタッフもおらず、「彼らがいきいきと仕事をしてくれるおかげで、お店のファンも増えているようだ」と、三宅氏は語ります。
昨年には、店舗の売り場面積を大幅拡張して待望のリニューアルオープンを果たし、スタッフもますます元気になったそうです。「経営と同友会活動は車の両輪」と語る三宅社長に、自社での取り組みと同友会への思いを報告していただきます。
※会員の皆さんは、ぜひオブザーバーの方とご一緒にご参加ください。
※オブザーバーの方で参加を希望される方は、名札をご用意しますので事前に事務局までご連絡ください。