吉備高原支部4月例会のご案内
■日 時:4月26日(金)18:30~21:00
■場 所:高梁総合文化会館2F会議室(高梁市原田北町1212)
■テーマ:「倒産の危機から、地域の笑顔提供カンパニー実現を目指して」
~同友会活動を通じて明確になった自社の存在意義と実践の大切さ~
■報告者:㈱小坂田建設 代表取締役 小坂田 英明氏
■参加費:500円(オブザーバーの方は無料)
■概要
学校卒業後、東京で技術者として働いていた小坂田氏が同社に入社したのは29歳の時でした。しかし公共工事が縮小する中、社内に危機意識はなく売上は低下。一時は資金繰りの悪化で深刻な危機を迎えました。
しかしそんな厳しい状況の中で、大きな励みになったのは、同友会の経営指針成文化研修会でした。自社の理念を模索する中で思いついたキーワードが「笑顔」であり、「お家周りの町医者さん」というキャッチコピーでした。
以来、建設業のイメージを覆し、網戸の張替えや庭の雑草取り、トイレの詰りから墓地の掃除に至るまで、高齢化と過疎化が進む地域のお困りごとにとことん対応する「建設サービス業」を目指します。自社の「お仕事発表会」イベントを企画し、地域住民の家を一軒一軒訪問して告知チラシを配布するなどの取り組みを重ね、地域での認知度を飛躍的に向上させることに成功しました。黒字転換を果たし、今では地域に欠かせない企業になりつつあります。
「どんなに小さなことでも地域に暮らす人々の困りごとを解決し、地域とともに発展したい」と語る小坂田氏に、地域への思いと、これからの取り組みについてご報告いただきます。