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【20.03.19】新型コロナウイルス感染症の影響に関する緊急アンケート(第1次)集計結果

新型コロナウイルス感染症の影響に関する緊急アンケート(第1次)集計結果

岡山県中小企業家同友会は、このたび県内会員企業を対象に実施した「新型コロナウイルス感染症の影響に関する緊急アンケート(第1次)」の最終集計結果をまとめました。

調査の概要
1) 調査期間:2020 年3 月6 日-2020 年3 月18 日
2) 調査対象:岡山県中小企業家同友会会員企業
4) 調査方法:FAX と会員専用サイトのアンケート機能にて回答を求めた
5) 回答企業数:全会員企業540 社(会員578 人)のうち、166 社(回答率:30.7%)

新型コロナウイルス感染症の影響に関する緊急アンケート(第1次)集計結果
附表【業種別内訳】

主な特徴は以下の通りです。

◆「マイナスの影響が既に出ている」の回答が42.7%、「現時点の影響はないが今後マイナスの影響が見込まれる」の回答が39.6%といずれも多く、両者を合計すると8割を超える。
業種を問わず広範囲に悪影響が及びつつあることが確認できる。

◆既に出ている悪影響(70社が157項目を選択)は、「予約・注文のキャンセルによる売上減少」「展示会・イベント等の中止・延期」が多く、現時点では見込売上が途絶したことによる悪影響が顕著。

◆今後懸念される影響については、118社が合計370項目を選択しており、前問に比べて懸念の対象範囲等が大幅に拡大していることが読み取れる。
内容は「配送・納期・仕入れ等の遅れ」(61件)が最も多いが、むしろ注目すべきは、前問に比べて他の項目がおしなべて30件前後にまで上昇していることであり、影響がより広範囲に拡大するおそれを示すものと解釈できる。

◆今現在最も困っている課題や不安としては、売上減少、マスク等の物資不足、社員の感染懸念などの他、「収束時期が不明で計画が立てられない」「見通しが立たない」「不安定要素が多い」など先行きの不透明感と長期化を懸念する声が多い。

◆必要な支援には「国や自治体からの正確で迅速な情報提供」(102件・54.5%)を望む声が最も多い。

◆行政に対する要望は多岐に渡るが、感染症拡大防止に関するものと経済的支援に関するものとの2種類にほぼ大別される。デマや風評被害の拡散がないことを望む声も複数寄せられた。

◆反応が非常に速く、コメントを詳細に書き込んだ回答や、枠外にまで意見を記入した回答が多数寄せられた。

岡山県中小企業家同友会では、今回のアンケート結果を踏まえ、行政等に対する要望書を近く取りまとめる予定です。

アンケート本体の詳細は以下からご確認ください。

新型コロナウイルス感染症の影響に関する緊急アンケート(第1次)集計結果

業種別クロス集計結果は以下からご確認ください。

附表【業種別内訳】

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