■日 付: 2017年7月27日(木) 18:30~
■場 所: 岡山国際交流センター
■討議の柱
「 会社を永く継続させるために、どういう労使関係が理想だと思いますか?
また、そのためにどのような取り組みをされていますか? 」
【テーマ】
「 覚悟と悩みの事業継承 ~社員とのよい関係を目指して~ 」
【報告者】
山陽レジン工業(株) 代表取締役 守屋 孝一 氏 (岡山南支部役員)
(株)メリオ 代表取締役 大谷 浩之 氏 (岡山南支部役員)
参加者の主な感想は以下の通り
●永く継続させるには社員の育成、時にナンバー2をどう育てるかに力を入れていかなければいけないと、考えさせられた。社長が変わってもトップの言っていることが変わらないようにビジョンを明確にして経営をしていかないといけないと思った。
●労使の関係は勿論だが、社員間での団結、信頼関係が必要だと感じた。それがあって会社が盛り上がるのではないか。そして経営者と社員の関係は理念の共有があってこそ、皆が理念の柱になる部分を共有し合っている事が重要である。
●今後事業承継をするにあたって社員からの意見は重要で、現社長に口を出させず、自分の意見を貫き通したいと思った。継承したら社員とのコミュニケーション、社員との接し方を大切にしたいと思う。
●労使の意思の疎通を図り、社員の意見や感情を正しく受け止める。社員の目的の先に会社の目標があるようにしていく事が、経営者の責任であると学びました。
●グループ討論で「もし今承継しなければいけないならどうする?」という投げかけに、何も考えていない自分に気づきドキッとしました。他人事と考えていることを今一度やり直す機会だと思いました。グループ討論の中で社員のご子息が入社する前に、社員本人が面談をしたという事例の話があった。面談の際に同席した社員から「こういう所が良い」「ここが会社に生かせる」という話が出たことから、無事入社に繋がったとのこと。これは経営指針を経営者と社員さんが共に毎年コツコツとされている成果だなと勉強になりました。