11月22日、岡山市内にて「SDGs学習会@おかやま~SDGsを多様な主体の連携で成長し続ける地域づくりに活かす」が開催されました。本勉強会はSDGsの推進を図る民間の全国組織(一社)SDGs市民社会ネットワークと国会議員による超党派NPO議員連盟の主催、岡山ESD推進協議会と(特非)岡山NPOセンター(岡山北支部会員)の共催で行われ、同友会からは藤井孝章代表理事が登壇し、中小企業家同友会の紹介と取り組みについて発表しました。
(特非)岡山NPOセンター 副代表理事 石原 達也 氏
SDGs(SustainableDevelopment Goals)は「持続可能な開発目標」と訳され、2015年9月に国連が開催した「SDGs採択サミット」で日本を含む加盟国・地域の全会一致で採択されたものです。経済成長、環境保護、社会的包摂の三つの主要素の調和により持続可能な社会の実現を目指すため17の目標が示されています。「まち・ひと・しごと基本方針2017」にも本目標の達成が記されるなど地方創生でも重要なものとなっています。
当日は62人が参加。国連広報センターによる概観と国内の取り組みが紹介された後、大森雅夫岡山市長から岡山市におけるSDGsへの取り組みや考え方が話されました。その後、県内の取り組み事例として、岡山ESD推進協議会、岡山同友会、そして連合岡山、生協おかやまコープからそれぞれ発表がありました。いずれの発表も素晴らしく、会は熱気をもって終了しました。終了後、同友会の発表に対し「中小企業が地域づくりの主要な主体であると認識できました。また、経営に対する真摯な姿勢が伝わってきました」などの感想がアンケートで寄せられていました。