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岡山県内の小・中学校主幹教諭企業研修会

岡山県内の小・中学校主幹教諭企業研修会
会員経営者から組織マネジメントを学ぶ

 8月20日と21日の両日、岡山県の公立小学校・中学校の主幹教諭研修会を行いました。本研修会は2017年から県教育委員会と連携して実施しており、主幹教諭(将来の教頭・校長候補)のマネジメント力向上を目的に開催されています。受講教諭五人が会員企業を訪問し、経営者による講話や企業見学、グループ討議を行いました。

8月20日 会場:岡山トヨタ自動車(株)

 梶谷俊介社長が「生きること、働くこと、学ぶこと」をテーマに講義を行いました。梶谷氏は、命の大切さや生きる喜びについて語るとともに、ユネスコ学習権宣言、士幌中央中学校の生徒憲章などを紹介し、「教育の原点はその人が持っている本来の力を引き出すこと。部下や生徒が『成長しよう』とその気になる環境を作ってほしい」と話しました。

8月21日 会場:ダイヤ工業(株)

 松尾正男会長が経営理念や経営方針について講義を行いました。松尾氏は「顧客の立場に立って考え行動することで、取り組み方が変わる」と話し、物事の見方を変えることで行動が変わることを伝えました。また、松尾浩紀社長は「目標の重要性」について、同社で現在導入中のマネジメント手法を例に挙げ、最優先課題を決めて成果を着実に積み上げていくことの大切さを話しました。

 学びを振り返った受講者レポートには「今一度、学校の目的と目標を全教職員で共有し、一人ひとりが考えて行動できる環境づくりをしていきたい」などの抱負がつづられていました。研修期間は今年か3日間(従来は5日間)となり、今回の2日間で得た学びを学校現場で実践する期間(3カ月)を設けた後、11月にその成果と反省をふまえて最後の総括を行う予定です。

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