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開催しました/会内行事 「同友会研修会(兼・23年度役員研修会)」

同友会研修会(兼・23年度役員研修会)
自主・民主・連帯の精神を学び直す

 今年度2回目となる「同友会研修会(兼・23年度役員研修会)」を2月2日に岡山市内の会場とオンラインのハイブリッドで開催しました。事務局含む57人が参加し、自主・民主・連帯の精神について学ぶとともに、人類にとって幸せとは何かというテーマで意見を交流しました。
 冒頭、浅野浩一副代表理事が今年度の活動方針を読み上げ最後に「みなさん自社を良くする覚悟があるのなら、その覚悟は役員という立場で捉えて下さっていますね?」と問いかけて始まりました。問題提起には髙橋正志代表理事が登壇し、「自主・民主・連帯の精神で人間尊重の経営を~人間が人間らしく生き・育つ社会の実現に向けて」とのテーマで故・赤石義博氏から学んだ人間尊重の精神に重点を置いて話しました。
 赤石氏は同友会の全国協議会で幹事長、会長、相談役を歴任し、著書には『経営理念』『人間力経営』などがあります。髙橋代表は赤石氏が繰り返した「生きる、くらしを守る、人間らしく生きる」、「豊かにはなったが幸せな社会になっているか」などの言葉を取り上げ、同友会が求めてきた学びの神髄について語りました。
 グループ討論では「自分にとって幸せとは何か、人類にとって幸せとは何か」について意見を交わし、それぞれのグループからは「幸せとは人それぞれ捉え方が違うもの」「他人のために何かをすること。結論は出なかったが学び続けることが重要」などの意見が共有されました。また、経営者の幸せとは何かを深めたグループもあり、「同友会で学べる事、社員の成長が経営者の幸せ」との発表もありました。


>髙橋正志代表理事

 髙橋代表は補足として「まず社長が変わらないと社員は変わりません。社員に変わってほしいならまず経営者自身の自己変革が必要」と強調し、続いて登壇した山辺代表も「今日の研修会に参加したみなさんの考え方が変わっていれば、会社も変わっていきます」と重ねました。また、「同友会には脈々と受け継がれてきた普遍的な理念がある。同友会は共に学ぶ、学び方を学ぶ会と言われるが、そんな同友会の考え方が世界に広がるのが本来の願い。同友会は勉強会ではなく運動体です。わたしたちが広げていきましょう」と訴え、閉会となりました。

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