地域にあてにされる企業づくりを
2024年5月24日 岡山国際交流センター
総会は、議長に選ばれた(株)インターネット倉敷の大西一夫氏(倉敷支部)の進行の下、代表役員が各議案の提案を行いました。23年度の活動総括と決算案は、事前に寄せられた質問への回答と合わせて山辺啓三代表理事が提案を行い、いずれも異議なく承認されました。また24年度の活動方針と予算案、24年度役員案も満場一致で承認されました。
左から藤井孝章代表、門田悦子代表、山辺啓三代表
パネルディスカッションでは、21年に退会するまで岡山同友会に30年以上在籍し、支部長や副代表理事などを歴任した額田信一氏(俳優、(株)アルマ経営研究所チーフコンサルタント)と(株)ジョア相談役の神馬孝司氏(岡山同友会顧問)の2人が、同友会との出会いとその後の関わり、様々な経営者との対話を通じて学んだことなどを次々に披露しました。神馬氏は「同友会で事業経営の醍醐味を教わった」「32年間の同友会活動の中で人間としての生き様と事業経営の魅力を学び、同友会に感謝している」などと述懐。額田氏は「昔はグループ討論も本気で意見を戦わせていたが、それは参加者に切実な悩みや問題意識があったから。例会が終わった後も駐車場で侃々諤々やっていたら住民からクレームが入ったこともある」「最近の同友会は行儀が良すぎるかも。しっかり儲けて自社を成長させてほしい」などと語りました。最後に二人は「単なる社長でも経営者でもなく、『中小企業家』を名乗るのが同友会。企業家にふさわしい誇りと責任を自負してほしい」などと今後に向けた期待を語りました。
写真:上段 左から庄真理子・女性部長、川畑幸太郎・津山支部長
写真:下段 左から神馬孝司氏、額田信一氏