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第25回「魅力発信!-New Face」(株)西日本マックス

新連載
魅力発信!
-New Face-第25回

この連載では「よい会社・よい経営者」をめざして学び始めた新会員さんにスポットライトを当て、同友会でどんなことを学び、どんな企業を目指すかを語っていただきます。日々奮闘している会員企業を紹介します。


(株)西日本マックス
常務取締役 川﨑 健太 氏

2023年入会・倉敷支部

(株)西日本マックス
<所在地>〒702-8011 岡山市南区郡3000  TEL  086-267-9955
<事業内容>産業廃棄物中間処理、収集運搬、リサイクル
【WEB】https://www.westmax.jp/

機動力と柔軟性が強み

(藤井)御社は(株)インテックス(岡山南支部)のグループ企業なんですよね? どのような経緯があったのですか?
(川﨑)2004年にM&Aで(株)インテックスのグループ企業となりました。先代は設備投資をしようにも年齢的に借り入れが難しく、社員の未来を考えるとインテックスの傘下に加わった方がいいと判断したようです。
(藤井)事業内容に変化はありましたか?
(川﨑)いや、以前から産業廃棄物の回収をしていたのでそこは変わりません。建設土木業の会社が主なお客様で、現場の廃材の収集・処理などをしています。
(藤井)同業社と比べてどんな所が強みですか?
(川﨑)機動力の良さです。一般的には依頼から回収まで4日ほどかかるのですが、うちは2日で伺います。伺ってみると依頼された容量以上の廃棄物があったりもしますが、そんな時も柔軟に対応できるように回収コンテナに余裕を持って準備して行きます。顧客本位の姿勢が浸透しているんです。

「責任はわしが取る」という先代の姿勢

(藤井)川﨑さんご自身の入社の経緯を教えてください。
(川﨑)30歳の時に転職して今年で12年目になります。
(山下)入社してからどんな仕事をされたのですか?
(川﨑)ドライバーとして入社しましたが、先代社長から「川㟢だったら仕事を取ってこれる。取れんかったら、わしが責任とるから」と営業を任せてもらいました。人材採用や育成も任されていましたね。
(山下)それだけ任されて大変だったでしょう? どうしてそんなに頑張れたのですか?
(川﨑)先代社長の人柄に惹かれていましたし、信頼できる仲間がいたからですね。
(山下)良い仲間に恵まれたのですね。

「うちもこうなりたい!」と入会

(藤井)同友会に入会したきっかけは?
(川﨑)信頼している経営者から薦められたからです。オブザーバーとして参加した例会で会員さんの報告を聞いて「うちもこうなりたい!」と思ったり、グループ討論で悩みを受け止めてもらったりしたことが大きいですね。失敗談が聞けることも魅力でした。
(山下)山下=確かに失敗談を話したがらない経営者は多いですが、同友会は特別ですね。例会などには参加していますか?
(川﨑)経営者の学びの場として活用しています。ゆくゆくは社員共育大学にも参加しようと考えています。

社会問題に対応できる 組織づくり

(藤井)今後のビジョンはどうでしょうか?
(川﨑)40年には売上5億円、従業員30人を目指しています。
(川﨑)現在あちこちに設置されている太陽光発電パネルの多くがその頃に更新時期を迎えるので、大量に廃棄されることが予想されます。きちんと処理されれば問題ありませんが、中には有害物質が含まれる場合もあるので、専門知識のある当社がしっかり対応しなければならないと考えています。不法投棄が社会問題になる可能性もあるので、そういったことにもきちんと対応できる組織力をつけたいと考えています。
(藤井)具体的に数字で考えていて説得力ありますね!


聞き手:NPOエリア・イノベーション 藤井 智晴
(株)イケル 山下 秀男
執筆=藤井 智晴

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