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【24.02.21】開催しました/公開行事 2024新春経営講演会「シン・経営力~安心してください、実践してますよ~」

2024新春経営講演会

 1月19日、2024新春経営講演会を開催し、現地会場とオンラインを合わせて315人を超える参加がありました。「シン・経営力~ 安心してください、実践してますよ」と題した講演は、(有)第一コンサルティング・オブ・ビジネスの丸山博社長(東京同友会)が、経営支援の専門家ならではの知見も交えながら不透明な時代を生き抜くヒントの数々を披露しました。
 丸山氏は「中小企業にとって人材の採用と定着が今年の一大テーマ」と語り、「高い付加価値を生み出し、価格決定権を持つ自立した企業を目指すためには人材育成がカギになる。そのためにも自社の社会的責任と誇りを経営指針書に明示し、丁寧なコミュニケーションを通じて社員にわかりやすく伝える必要がある」と強調しました。そして「時には厳しいことも言うが、根底にはお互いをリスペクトし合う風土が根付いている組織は社員の定着率も高い。社員のダメなところを指摘するのではなく、良いところを積極的に発見する能力が経営者には必要」などと語りました。

 また「優れた製品やサービスの独自開発が重要なのではない。たとえ製品やサービスは平凡であっても顧客への提供の仕方を工夫すればいくらでも独自性は発揮できる」「中小企業は組織規模が小さいが故の変わり身の早さが強み。小さいことを強みにしよう」「顧客が求めている真のニーズを掴み取ることが大切」など、示唆に富む話題を次々に繰り出しました。時にはステージから客席に降りて参加者と直接対話したり、カメラに向かってオンライン視聴者に語りかけるなど、融通無碍なスタイルで会場を沸かせました。
 講演会終了後には四年振りとなる賀詞交歓会を開き、約150人が参加。久しぶりに再会した仲間の近況報告やオブザーバーとの交流など懇親を深め、盛況のうちに閉会しました。

新春経営講演会へのご参加ありがとうございました

 新春経営講演会にご参加いただいた皆様、実行委員会の皆様には大変お世話になりました。おかげさまで約350人の方にご参加をいただき、久しぶりの賀詞交歓会も盛り上がって楽しいひと時を過ごすことができました。
 オブザーバーの皆様にもとても喜んでいただき、早速ご入会の約束を頂戴した方もいらっしゃいます。心より御礼申し上げます。 講師の丸山博氏には、新年の幕開けにふさわしいご講演をいただきました。「私の写真をどんどん撮ってください、そしてSNSに上げてください。皆さん、もう上げましたか?」から始まり、随所に様々な経営のヒントがあったことと思います。今回の気づきを、各社の経営はもちろん、同友会の運営にも活用していかなければと思いました。
 今後とも岡山同友会へのご参加と運営へのご協力を宜しくお願いします。

2024 新春経営講演会実行委員長 松浦 浩市

2024新春経営講演会参加者アンケートより抜粋

<会員>

●30年ぶりに丸山先生の講義を聴きました。昔と変わらずユーモアたっぷりの講義で分かりやすかったです。社員が辞めるのは居場所がないからとか、中小企業に就職する若者は成功体験が少ないとか、学んだことはたくさんあります。30年前に言われたことをまだ覚えていますが、今回のお話も記憶に残り続けることと思います。
●今年こそは新しい人材を採用しようと強く思いました。激変の時代を生き抜くには経営者の行動力と社員の力を合わせるしかありません。社員の能力を十分発揮できる社内の環境づくりや風土づくりを行います。
●まずは経営指針をブラッシュアップして周りと共有。社員の力を活かす環境を作ります。素晴らしい講演でした!
●社長も社員もお互いをリスペクトし合える会社を目指したいと思います。
●引き込まれるお話で、あっという間に時間が過ぎました。お話の中で、言葉が持つ曖昧さで伝わり方が変わるというのは理解していても、あらためてその難しさを体感できる機会となりました。明日から実践できるものばかりだったので、早速実践しようと思います。自宅に帰ってから感想を書くのに頭に残っている情報量の多さに驚いています。聞き手を引き込み、要点をまとめ、伝えたい事をしっかりと伝えられるような報告が私もできるようになりたいと思います。そうすれば60%の力が80%にまで上がるというゴールの部分を見せる事の大切さも非常にわかりやすかったです。仕事を楽しく、面白くさせる組織作りのヒントをたくさんもらいました。早速実践します。

<会員企業社員>

●私たちが激動の時代を生きていることを自覚し、自分たちのできること、目指す姿を明確にして、社員一同協力しながら生き抜いていきたいと思いました。
●厳しい社会情勢の中で変革が求められる企業経営のあり方や人材育成等について、多岐にわたる観点から多くの気づきを得ることができました。今回の学びを深掘りし、次年度の自部署の行動指針に落とし込み実践につなげたいと考えます。
●まずは人材確保・採用・定着。人を雇って給料が払えなくて倒産する可能性よりも、需要があるのに人手不足で仕事を受けられずに倒産する可能性の方が高いということ。採用の重要性をもっと周りの仲間にも伝えていこうと感じました。「うちでなきゃできない!」という仕事をするために、まず自分のできることから始めます。お話が楽しくてあっという間でした。準備してくださった同友会の皆様、学びの機会を与えてくれた社長に感謝します。
●今まさにおこなっている採用・人材育成・コミュニケーションに関する話が聴けてよかった。採用担当になってまだ日が浅く、方向性がブレていたが、やる気になった。日頃から社長と話している内容だったので、議論している内容にも触れており、おもしろかった。

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