岡山大学提供講座「現代中小企業論」開講
4月15日、今年で5回目となる岡山同友会による岡山大学経済学部への提供講座「現代中小企業論」が開講になりました。
開講式を兼ねた初回には学生約160人が参加。岡山大学の松本俊郎経済学部長と荒木勝副学長の訓辞に続き、岡山同友会の藤田賢治代表理事が挨拶を行いました。
その後、額田信一氏が「中小企業の歴史と位置づけ」と題して講義を行い、戦後の中小企業観の変遷を説明するとともに、中小企業の地域における社会的責任等に関する持論を紹介。「中小企業憲章」の一節も引きながら、大企業とは異なるその多様な魅力について学生に語りかけました。
「現代中小企業論」の受講は、2回生以上の大学生や大学院生などが対象。一部、経済学部以外の学生や、夜間部に通う学生も受講しています。 去年から共同求人委員会が担当し、従来のカリキュラム編成を一新。「経営理念」「経営戦略・方針」「人材採用」「障害者問題」などのテーマに沿って全13講を構成し、講義は全て会員経営者が担当します。
7月末までの毎週月曜日、中小企業の役割と存在価値について、様々な角度から学生に語りかけていく予定です。