第１５期社員共育大学修了式を開催しました

第１５期社員共育大学修了式を開催しました

去る２月１２日、岡山ロイヤルホテルにて第１５期社員共育大学修了式が開催されました。

　今期は延べ２９社、受講者８６人、経営者２８人、合わせて１０４が参加し、岡山校、倉敷校に分かれて８カ月間学び合いました。その中で、修了要件を満たした（７割以上の出席と全講義分のレポート提出）２８社、６５人が修了しました。

修了式の冒頭で、藤原良彦社員教育委員長より「社員共育大学は経営者にとっても社員と学べるよい機会です。今後も、社員と共に学ぶ姿勢を続けていって欲しいです」と挨拶がありました。

　修了証書授与式では、社員共育大学学長の土井章弘氏が（岡山同友会常任相談役）受講者１人ひとりに修了証書を読み上げ、記念品と共に手渡していきました。受講者は笑顔で受け取ると同時に、達成感をかみしめているようにも見受けられました。

　懇親会では参加企業各社を代表し、受講者からスピーチがありました。「人前で話をするのが苦手だったが、社員共育大学で発表することで、人前でも話ができるようになった」「異業種の社員の方の考えが聞けて大変参考になった」などの感想が述べられました。さらに経営者からも「社員共育大学に参加することで、経営者と社員の距離が縮まり、社内の雰囲気も良くなった」、また「他社の社員とのグループ討議をする中で、様々な気づきを得られた」など経営者自身にも多くの気づきがあったと感想がありました。

　社員共育大学は２０１４四年で第１６期を迎えます。内容についても、現在のものに満足することなく、参加企業で話し合い、さらに進化するよう目指しています。

第１５期社員共育大学参加者リポート

㈲カヨーメカニカル　小虎　修一

　初めて参加させて頂きました。社内の人選では、私自身が共育大学の内容をあまり知らなかった為、社員の皆さんに上手く説明が出来ず、多少なりの抵抗がある中で、３人から同意を得て受講させて頂きました。

　開講にあたり驚いたことは、何度も受講されている会社が多いことです。まず受講生の多くは、始めは自分の意見をまとめることが難しいようでしたが、第３講くらいから、しっかり発言できるようになり、コミュニケーションのコツをグループ長や発表者の役をすることにより、上達できたと思います。

　当社の受講生は、講義後の懇談で、グループ討議の続きをやるくらい熱い時もあれば、話が続かないくらい静かな時もありましたが、同世代受講生から多くの気づきを頂いて半期過ぎてから社内で積極的な働き方が見えてきました。小さな会社では同世代と意見を交換し合うには最高の場ではないでしょうか。私自身は、「学習型企業」という話の中で、社員の方が日々行っている仕事の真意・目的を自ら自主的に理解しようとする向上心を育て上げる土壌を社内に作ることが大切だと思いました。次回も受講させて頂きます。宜しくお願いします。