活動報告・岡山南支部＆社員教育求人委員会合同7月例会
人が育ちあえる組織風土づくり
～職業人としての自覚と経営参加・地域参加
＜報告者＞
（公財）操風会 岡山旭東病院 総院長 土井 章弘 氏 (岡山同友会常任相談役)
（公財）操風会 岡山旭東病院 人材育成センター長 河村 武人 氏
日 時： 2020年7月30（木） 18:00～20:50
場 所： 岡山国際交流センター ＋ オンライン会議システムzoom
討議の柱：
(1) 社員が育つ環境とは、どのようなものだと考えますか？
(2) その環境を作るために、経営者として何をしますか (していますか)？
参加者の主な感想
●こんなにすごい方でも悩みはあるし、いろいろな取り組みのなかで工夫をしながら時間をかけて、理念の共有・実践をされてきたのだなと感じました。今は独り経営ですが今後、事業を拡大していく上で参考になることがたくさんありました。共に育つ環境づくりをしていきたいです。
●「経営理念はコツコツと長い時間をかけてスタッフと一緒に築いていく」というお話が大変印象的でした。職場を好きになってもらう、職場の良さを感じてもらえるような環境を築くということも重要だと感じました。新しい学びが沢山あり、現状の課題を見直す上で考え方のヒントをいただいたように感じています。そして「自身が率先して学ぶ姿勢を持つ」ということを、身の引き締まる思いで聞かせていただきました。
●河村氏の「土井先生が理念を話し続けてくれたから自分が変わることができた」との言葉が印象的でした。私も細かくかみ砕いた言葉で語り続けようと思いました。
●ＰＴＡの用事で仕事を欠席すると、むしろ喜んだ土井先生に何か教わったことは間違いないと思います。素敵なエピソードでした。人間力の発展が経営力の向上になることを肝に銘じておきます。また、土井先生が今も迷われていることに、凄いなと感じました。「外から自分の会社見せて自社を知ってもらう」と河村センター長がおっしゃった言葉には納得しました。
●経営は単純ではない。コツコツと何を進めるかを決めて、行動力と実行力を高めていきます。
●＊人間は学んで自分を変えてゆく（現状維持の打破）＊職場は生涯学習の場である（常に学び取る）＊すずめの学校ではなく、めだかの学校を目指す（同じ目線で共に学び、育つ）。河村氏の熱意と真っすぐさに感動しました。
●社員が育つために経営者の姿勢が大切！ 全員で作成する経営指針書が素晴らしい。未達成なのでやります。社員が納得する経営理念！ コツコツやる！ が心に残りました。
●経営指針の作成と実践に、付いてきてくれる社員は増えましたが全員ではありません。諦めずにコツコツと地道に関わっていきます。
