倉敷支部4月例会を開催しました

- 報告者
株式会社 浅越製作所
代表取締役 浅越 啓介 氏
(岡山南支部) - 事業内容
固い材料を織り込む技術を使った機械の開発及び製造販売。その他にも、ニーズにあわせた機械設計。
開催日時 | 2025年4月16日(水) 18:30~ |
テ ー マ | ビジョンの実践で地域の活性化を目指す! |
報告概要 | 時代とともに市場は常に変化し、時には大幅に縮小することも少なくありません。さらに社会情勢の変化や急激な円安といった経済変動を考慮すると既存事業の見直しが求められるのは必然といえます。 畳表やむしろの織り機の開発・製造を手がける(株)浅越製作所も、これらの影響を大きく受けました。しかし、同社は時代の逆風を乗り越えるため、さまざまな方策を講じながら、自社の価値を築き上げてきました。 浅越氏による企業変革の実践事例を通じて、時代を生き残るための企業の在り方を学びます。 |
討議の(※) | あなたは自社を強靭化するために、「経営者」として何に取り組みますか? |
会 場 | コンベックス岡山 WEB会議システムZoom |
参加者の主な感想

- 強靭というキーワードは同友会理念にもあり、それに焦点を絞ったのは面白かったと思います。
- 苦難の時こそ、どのように乗り越えるか、何を行動すべきかを考える良い討論ができて良かった。
- 自社にとって重要な理念、つまり創業時の想いを言葉にし、何のために働くのかを明確にしていく必要性を改めて実感しました。
- 浅越製作所の浮き沈みの話を通じて、変化に向き合い続ける姿がとても印象的でした。ものづくりへの想い、そして、そこから生まれる技術が障害を越えるエネルギーになると思いました。
- 浅越社長があるべき姿を追い求め、強靭な企業体質を作ろうとされている理由がよく分かりました。
- 国内だけだと縮小していく市場の中で、グローバルに展開する事で業績を伸ばされてるのが強靭な経営体質だなと感じました。新市場開拓の参考になりました。また、強靭な経営体質を作るためには、人材や展開など、多角的に取り組む必要があると感じました。
- 強靭な企業とは? について、皆様と共に考える貴重な機会をいただきました。ピンチをチャンスに変えるフットワークの軽さ、理念の浸透。色々考えさられました。
- 強靭な経営体質を築くためには、経営者が変化を恐れず、決断を下し、方向性を示すことが重要であると気付きました。現状の維持に満足するのではなく、どのように発展させていくかを考え、社員が互いに成長し、働き甲斐のある会社を築いていけているか。また、経営理念をどれだけ社員と共有し、自社の未来を共に描けているか、これらの点において、経営者として大きな学びを得る機会となりました。
- 創業7代目の歴史ある会社の経営者として、自社の歴史と問題点をよく踏まえ、方向性をもった経営を進めているのに感銘いたしました。これからもずっとご精進されることを祈っています。