備北支部3月例会・活動報告
災害を乗り越え、家業から「地域になくてはならない企業」へ
<報告者>岡山同友会・倉敷支部サトウオートサービス 代表 佐藤 通洋 氏
日 時:2023年3月24日(金)18:30~
会 場: 高梁市文化交流館
<討議の柱>
「地域における貴社の社会的責任とは何ですか?」
参加者の主な感想
●地域内で生きる企業・事業であることを当初無視していました。しかし、本当にコロナが収束に向かいつつある中で、改めて地域の中で生かされているエピソードを思い出しました。改めて地域の課題に即した事業を実施してゆきたい。
●社会的な役割か何か社員と一緒に考えていくことをおこないたい。災害になる前に、色々な意見交換することで準備を行いたい。
●地域社会に根付いた、責任のある会社にしようと思いました。会社の繁栄ヤ継続を意識した経営を心がけます。
●自社の役割の大切さを改めて認識させていただきました。祭り事を大切にして参ります。
●外的要因がない場合に自社が地域に残り社会的責任が果たせるかとの問いに、深く考えさせられました。
●事業を拡張されていることから自分自身には見逃している『デキルコト』があるかもしれないと感じた。
●日頃意識していない社会的責任について、災害に合わなくても考えておくことが大切だと感じました。
●水害に合いながら同じ場所で事業を再開することに何も躊躇はなかったとのこと。うまれ育った地域で、困った人たちを助けるため自社の復旧もありながら行動された事に敬意を表します。地域で育てて頂いて、地域に根づいた企業であれば尚さら移転の選択はないのではないか。その地域で事業を継続していく事が地域に対する貢献になるのではないかと感じました。
●地域への想いなどがとても伝わったし、種をまいていたことが事業継続のキーになったことは自分の境遇と重なり大変学びとなった。
●日本の地方の祭り文化を担っていく世代が少ないので、会社の取り組みとしても個人としても、地域の町内会などに積極的に関わりを持つようにしていく。特に若い世代は、コミュニティへの参加に意欲的でない場合があるので、若い世代が地元の祭りに参加しやすい取り組みを始めていこうと思う。