会員トピックス【2012年10月号】

●佐野アトリエ、岡ビル記念モニュメント製作をプロデュース
岡ビル百貨店（岡山市野田屋町）は、昨年６０周年を記念して記念モニュメント製作を企画。プロデュースにあたった佐野宜夫氏（㈲佐野アトリエ・岡山北支部）の呼びかけで、㈱トキラボと㈱ウイルもプロジェクトチームに加わり、サワラをモチーフにした５．４ｍの鉄製のモニュメントを製作。同ビル外壁に設置し、９月２５日に記念式典が行われた。デザインは県立大学の学生と大学院生が担当し、㈱ウイルは溶射とブラスト仕上げで協力。許可申請と設置は㈱トキラボが行った。佐野氏は「中小企業の優れた能力を目に見える形で表現し、市民に愛され都市景観に寄与するようマッチングを計った。今後も同友会企業の連携を通じて中小企業の実力をアピールできたら素晴らしい」と話している。

●サンキョウ‐エンビックスが「くるみんマーク」取得
㈱サンキョウ‐エンビックス（有松修一社長・岡山南支部）は、県内１８番目の企業として子育てサポート企業の認定を受け、次世代育成支援認定マーク（くるみんマーク）を取得した。子の看護休暇のために取得した休暇のうち２日を有給扱いとする規定の改正をはじめ、育児休業後の職場復帰時の講習実施、父親の育児休業取得促進のための規定改正などの取り組みが評価された。労働者数５０人以下の企業としては県内初の事例となり、中小企業におけるワークライフバランス推進の先進事例として注目を集めている。有松社長は「社員が働くことに喜びや誇りを持ち、プライベートも充実させることができれば『幸せ』を感じられる人生になり、おのずと仕事の成果に繋がってくると考える」と話している。