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中国ブロック4委員会連携交流会開催

中国ブロック4委員会連携交流会開催

8月3日、4日 於:島根

 8月3日・4日の両日、島根県出雲市にて中国ブロックの各県同友会の四委員会(経営労働・共同求人・社員教育・障害者問題)に関わる担当者約50人が集い、それぞれの悩みや課題を共有し、交流を深めました。本交流会はブロック行事として初めて四委員会合同で行われたものです。

経営労働委員会

 今回の中国ブロック四委員会の交流会は初めての開催だったとのことで、中国ブロックのそうそうたるメンバーが集い、総勢42人の参加者で開催されました。1日目の報告は(株)ノーブルライフの賀本裕則社長と(株)オーザックの岡崎瑞穂専務の報告があり、いずれも同友会が推奨する通り、経営指針書を何度も何度も作りこんで実践され、理念経営でここまできたとの話がされました。2日目には(株)ヒューマンライフの中山英敬社長(中同協幹事長)の報告があり、ここではもっと具体的に「成果と課題が最も重要だ」と何度も言っていたことと、組織内での約束事が大事とのお話が印象的でした。
 グループ討議は、各委員会に分かれての討議でしたが、「インプットしたらアウトプットが重要」などの非常に具体的で充実した討議となり、学びの多い交流会でした。この2日間を通して自分の課題が新たに発見でき課題解決に向けての経営を実践したいと思います。
 
 余談ですが、帰りの道中、高速道路のサービスエリアに昼食のため立ち寄ったところ、川口護中同協副会長とご一緒できる機会がありました。ここでも同友会と中国ブロックについてのお話があり分け隔てなくお話ししてくれる姿に感銘を受けました。やはり同友会は素晴らしいところだとあらためて感じた暑い、熱い真夏の2日間でした。

峰南工業(株)  代表取締役  相野 和良

障害者問題委員会

 2017年中国ブロック4委員会連携交流会に参加してきました。同友会理念の根幹「人を生かす経営」の労使見解の重要な構成要素を担っている経営労働・社員教育・共同求人・障害者問題(障害者雇用)の4委員会の連携交流会は、全国で見てもブロック行事として開催されたのは初めてという事もあり、共通の報告、テーマを基に、各委員会別に分かれたテーブルで、それぞれの分野に焦点を絞った熱い議論が2日間展開されました。

 私が今回の交流会で一番学び深かったのは、2日目に中同協で今期より新幹事長に就任した(株)ヒューマンライフの中山英敬氏の問題提起を受け、「全社一丸とは」のテーマでグループ討論をした事でした。波乱万丈の人生や自己の経営哲学を飾らない言葉で報告する中山氏の魅力に、時間が経つのを忘れどんどん引き込まれていきました。私は自社の経営に当てはめて考えた時、どうしても経営指針・社員教育・共同求人・障害者問題(障害者雇用)を全く独立したものとして捉えがちです。でも自社で「人を生かす経営」をしっかりと実践している企業は、全て自然に繋がり、分け隔てなくフラットに取り組んでいる事に初めて気付かされました。
 また、当日はグループ長の大役もさせていただき、討論の中で「『全社一丸』とは社員一人ひとりの良さをしっかりと生かし、決して目指すものではなく、あくまでも会社として経営理念を追求していく上での単なる結果であり、通過点でもあり、全社一丸に完成形はなく、経営理念と共に永遠に追及していくものだ」という貴重な意見も出て、大変学びの深い交流会となりました。

(株)クニトミ  取締役営業部長  國富 淳治

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