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【22.07.22】開催しました/公開行事 「医者から経営者へ ~学習型病院づくりの歩み」報告者:(公財) 操風会 岡山旭東病院 総院長 土井章弘 氏

岡山北支部総会・基調講演-活動報告

医者から経営者へ
~設立時から続ける経営指針発表~

<報告者>
 公益財団法人 操風会 岡山旭東病院 総院長 土井 章弘 氏
(岡山同友会・常任相談役) 公益財団法人 操風会 岡山旭東病院 人材育成センター長 河村 武人 氏

日 時:2022年6月17日 (金) 19:10~
会 場: 岡山国際交流センター(zoom併用)


 6月17日に第11回岡山北支部総会をハイブリッド形式で開催し、43人( うち支部会員27人)が参加しました。
 基調講演では岡山旭東病院の土井章弘・総院長が「医師から経営者へ~学習型病院づくりの実践」をテーマに報告。同友会で学んだ「共に育つ」土壌の育成や職員のやりがいと幸せに目を向けた病院経営の実践などを語りました。また「医療の質を高めると同時に、人間力や組織力の質を磨いていかなければならない。そのためには部署・職種を越えた横断的な共育が必要」と語り、院内外の研修実績などを紹介しました。
 最後に、「職場は貴方の晴れ舞台であり、経営指針書は脚本です。職員には舞台の上で自分の役を最高に演じてほしいと願っています。その環境を整えることが経営者の仕事」と語り、閉会となりました。

参加者の主な感想

●土井総院長のお話を久しぶりに聞けて良かったです。太田堯先生の学びを真摯に実践されている事に大変感銘を致しております。
●河村様のお話で「職員一人ひとりが経営に参加している意識付けが重要だと」と言われ、できていないと反省しました。
●同友会でいう『共に育つ』という言葉について、土井先生の実践紹介をしていただきながら具体的に語っていただき分かり易かったです。35年、共に歩まれているセンター長さんの説明も分かり易かったです。
●生命は個々に違い、他者との関わりあいながら学び、成長し、変わっていくと学びました。●研修制度、教育(共育)方法の有り方を学ませて頂きました。当院の経営指針を道標に、一つずつ取り組んでみようと思いました。
●病院という特殊な環境で同友会の考え方を取り入れていることが勉強になりました。
●改めて理念の大切さや経営者のブレない思いを感じることができた。
●社員共育大学を社員と卒業させて頂きました。学びの8ヶ月の中で違いを認め、一歩を踏み出す勇気、ポジティブに考えること、自分自身が変わる事など、社員と共に深く考える時間を持つ事ができました。
●社員さんに喜び、輝きながら働いて頂くために現状を把握し、成文化し、環境を整えることが大切であると学びました。そのためには経営指針の作成や理念の共有が大切であると改めて思う事ができました。

●若いスタッフの育成について「教えることではなく、その人の個性をいかに引き出すか。職場は晴れ舞台、役割を演じることで成長できる。」と言われたお言葉がとても勉強になりました。
●何回聞いても勉強になる報告でした。学習型病院の実践がまだまだ出来ていないので更に学んでいきたい。
●これから組織を作っていく上で、ものすごく大切なことを学べました。人を生かす(人が生きる)経営をおこなっていく為に、今後も例会でどんどん学ばせていただきます。
●お話しを聞くまでは病院は売上や利益を追求する組織という印象ではなかったので、経営戦略を立案するイメージは無かったのですが、今日のお話を聞いて一般の企業以上にしっかりした組織運営をされていることが分かり、大変勉強になりました。
●(1)個性、違いを生かす (2)他社と関わる (3)変わる、自ら変わって成長できる これらのことが重要だというところから、共育につながっていくという考え方を学び非常に勉強になりました。私もそのような考え方で勉強し、成長していきたいと思いました。
●旭東病院が同じことを繰り返しているのではなく、時代の流れをみながら変化に対応していることが凄いと思いました。人材育成センターの河村氏が、理念から個人目標まで回しておられることが理解できました。『共に育つ』実践を積み上げてこられた土井総院長の徹底した考えに感動しています。
●土井総院長先生の同友会との出会いや勉強されてきたお話を聞く機会がとても貴重でした。『共育(共に育つ)』という価値観を非常に大切にされているので、先生の「職員が幸せでないと患者にいいサービスはできない」というお言葉が胸に刺さりました。専門性の高い医療法人において、横断的なグループワークや地域での関わりへの取組み(なかまちーず)を継続的に行っていらっしゃることが、学習型の組織風土を強くしていると感じました。経営循環概念図で経営指針書を用いたPDCAサイクルや個人計画目標の設定・フォローの仕組み等については、非常に参考になる考え方だと思います。
●専門外の学びの重要性をしっかり認識できました。おそらく中長期な育成につながると思います。地道に着実に積み上げていけばと思います。

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