備北支部3月例会を開催しました

- 報告者①
高梁市長 石田 芳生 氏 - 報告者②
有限会社 やなわけ染色
代表取締役 柳分 良司 氏
<事業内容>
ハッピ、幟、のれん、旗などの染色やプリント加工を行っています
開催日時 | 2025年3月27日(木) 18:30 ~ |
テ ー マ | 報告1:「地域づくりと産業振興施策について」 報告2:「地域振興と課題解決の担い手として、中小企業の果たす役割とは?」 |
報告概要 | 地域活性化に向けた中小企業と行政の役割について考える 「よい経営環境」をつくるためには、中小企業各社のたゆまない経営努力を大前提として、行政や他団体とも連携が必要です。 今回は、高梁市の石田市長から人口減少や厳しい財政状況の中でも必要とされる行政の真の役割を伺い、その中で中小企業の果たす役割を考えます。 経営努力が公正にむくわれる経営環境と地域活性化について考えを深めます。 |
討議の柱(※) | あなたの会社は、どんな地域課題の解決に、どのように取り組んでいきますか? |
会 場 | 高梁総合文化会館 |

参加者の主な感想
- 表面的な施策ではなく、個人個人が意識を高める(自立・教育)。
- 高梁市の住民の取り組みに感心しました。
- 地域の主体性と行政の連携が重要
- 20年後の子どもたちの将来を見据えて取り組む
- 高梁市の小中一貫校の取り組みは素晴らしいと思いました。教育分野では少人数学級が注目されています。ピンチをチャンスに尖った地域づくりが鍵なのだと感じました。
- 人口減少は高梁市だけの問題では無いが、高梁市は特に若い人の流出が多い。企業は、働きがいがあり楽しいと感じられる魅力的な職場を作り、若い世代が働いてみたいと思えるような会社づくりを目指す必要がある。行政は、そういう若い人たちが一生住み続けられるよう支援してほしい。
- 基調報告の中で、人口減少に関する過度な議論が、住民、特に若者の総社市や倉敷市への移住を加速させているという指摘がありました。2050年までの高齢人口、就労人口、未就労人口の構成推移に関するグラフが示されていますが、マスコミやメディアが未来予想人口を過度にネガティブに取り上げることで、若者の移住が加速する可能性があるのではと懸念しています。新聞記事などでも、備北地域は未来における限界集落地域として常にワースト5に含まれると報じられています。現状を変えるためには、自社をより良くし、備北地域の雇用に貢献し、同友会会員として役割を果たすことが求められるのではないでしょうか。
- 人口減少に関する報告を受け、改めてその深刻さを認識しました。以前から人口減少の傾向については把握していましたが、現状の数字を見て、その影響が想像以上に大きいことに驚かされました。この状況を踏まえ、自社でも何か取り組めないか検討し、より多くの方に情報を届け、認知度の向上につながる施策を模索していきたいと思います。