【22.08.25】<中小企業のSDGs最前線−第2回>(有)ポッシュ・シゴーニュ
各社のSDGsの実践を取り上げることで、いかに自社事業と課題を結び付け、今後どのように取り組んで行くか―皆様の実践のきっかけとなる先進事例を6回シリーズで取り上げます
中小企業のSDGs最前線
〜我が社の取り組みを紹介します〜
(有)ポッシュ・シゴーニュ 取締役 石川 明未 さん
▲石川明未氏(写真中央)
<所 在 地> 岡山市北区中山下1-2-4 OS-II ビル 4F
<事業内容> 出生時の身長と体重でお仕立てするテディベアの製造・卸販売。
<W E B> https://www.pochecigogne.co.jp/
<事業内容> 出生時の身長と体重でお仕立てするテディベアの製造・卸販売。
<W E B> https://www.pochecigogne.co.jp/
どんなきっかけで取り組み始めたんですか?
(石川)弊社の主力商品は、お子さんが生まれた時の身長と体重を再現したオーダーメイドのテディベアです。企業理念には「世界の人たちの心を動か
します」を掲げ、家族の絆を結ぶことが役割だと考えています。その意
味で、SDGsは当社にとっても重要な取り組みだと考えています。
具体的な取り組み
(山下)具体的にはどんなことをしているんですか?
(石川)スマホによる社内アンケートを実施しています。SDGsに対する関心度に
ついての質問や、関連動画を見てもらい、自分は何をするかを各自が考
えて発信するような仕組みにしています。
私が「カードゲーム2030SDGs公認ファシリテーター」の資格を取得し
ているので、ゲームを通じて社員全員がSDGsの本質を理解するよう取り
組みたいと考えています。
(山下)何か変化がありましたか?
(石川)SDGsが身近になり、みんなから自分事として様々な質問が挙がるように
なってきましたね。
(山下)ほかにはどんな取り組みをしていますか?
(石川)ペットボトルキャップの回収を行っています。回収したキャップを回収
事業者団体やNPO法人に送ると、医療体制が十分整っていない新興国な
どにワクチンを届けることができる仕組みです。ターゲットの「3.すべ
ての人に健康と福祉を」「12.つくる責任 使う責任」「17.パートナーシ
ップで目標を達成しよう」を意識し、行動に繋がるようにしています。
これから目指す姿
(山下)後、どのような姿を目指して取り組まれていますか?(石川)SDGsの本質について社員みんながもっと理解を深め、経営理念や目標に
も連動させていきたいと思っています。「8.働きがいも経済成長も」は
スタッフの幸せに、「12.つくる責任 つかう責任」はメーカーとしての
製造責任に、「17.パートナーシップで目標を達成しよう」は企業連携な
どにそれぞれつながります。これからもビジネスに繋がる新しいアクシ
ョンを創造していきたいと思います。