岡山市男女共同参画社会推進センター 「さんかく岡山」との意見交換会 |
3月15日、女性部三月例会として「さんかく岡山」との意見交換会が開催され、計15人が参加しました。最初に「さんかく岡山」から事業内容の説明がありました。女性のおかれている立場をとても理解してくださり、女性の働きやすい環境のサポートをしてくださいます。
続いて、(有)ライトアームの林明美氏が「女性が働きやすい職場を目指し自社でやってきたこと」と題し事例報告を行いました。結婚、出産、育児を通じ親として妻として仕事をしている状況で、中途半端な自分に日々嫌気がさし、先の人生を考え、自ら手を挙げ別会社の社長になりました。女性社員6人とともに会社を設立。「主婦でもある社員が働きやすい労働環境を作りたい!」との想いから一人ひとりの希望を聞き、お休みは自由な時にとってもらい賃金は出来高制を導入など様々取り組みを行いました。また日々状況が変わる中、自社で働きやすい環境づくりの構築のため、自ら社員一人ひとりと面談し寄り添いながら社員の悩みや不安を少しでも軽減できるよう心のケアにも取り組み改善を繰り返し、イキイキと働けるよう全力でサポートしており、一人の女性として社長として学び続けられている林氏の姿は私にとって憧れの存在です。
その後のグループ討議では、女性が結婚し、妊娠、出産、子育てをしていく中でも働き続けることができる会社を、私たち中小企業が地域社会とも連携し少子化問題にも真剣に取り組み今後の日本の輝かしい未来のためにも女性の活躍につながる実践可能な方法について意見を交換しました。「半径5メートル以内の人を幸せに!」「家族の協力に感謝を忘れず人として成長、自分で自分の環境づくりも考え組織にいる以上必ず役割が自分にはあると自覚をもつこと」「互いを認め合いながら企業としての責任を果たして地域につながることによって貢献できるならまずはトップが人としての人間力を大きくするために常に学び、磨き、成長していかないといけない」「経営理念を社員と共有し、互いを認め合いながら働きやすい環境を作り上げていくことがとても大切である」―などの意見も出て大変興味深く有意義な意見交換会となりました。