会員トピックス【2011年5月】
●日の丸タクシーが倉敷市のコミュニティバスを運行
(株)日の丸タクシー(平井啓之専務・倉敷支部)は、4月から、再編された「真備サイクルバス」の南路線の運行を担当している。
同バスは、旧真備町が吉備真備駅を起点に西路線・東路線を設定して1999年に運行を開始。倉敷市との合併後も市が引き継いだが、利用者数の低迷が続いたため運行経路などを見直し、あらためて利便性の向上を図ると同時に、運賃値上げや補助金減額など財政面での効率化を図ったもの。
㈱日の丸タクシーが担当する南路線は、井原線の川辺宿駅を起点とし、若葉台団地や茶仁古などを、セダンもしくはジャンボタクシーで巡る。
運賃は1乗車につき大人200円で、区間内ならどこでも自由に降車できる。
1日3便、6回の運行。日曜祝日と年末年始は運休。
●インパム新印刷機を導入
主に食品や工業用のシール印刷などを手がける(株)インパム(岩田冨士夫社長・岡山支部)は、西日本では初となるイスラエル製デジタルオフセット印刷機の導入を行い、四月から本格的な稼動を始めた。
デジタルオフセットは、従来の印刷技術と異なり、版が不要で小ロット多品種生産に最適。
厚紙やフィルムといったさまざまな素材に直接印刷ができる上、スピードも大幅に向上した。岩田社長は「導入以来、多方面から問い合わせが殺到している。多様なニーズに対応できるバリアブル(可変的)な特長を生かし、新規分野へも積極的に進出したい」と今後への意欲を語っている。