第25期経営指針成文化研修会がスタート
25期目を迎えた経営指針成文化研修会。その第一回学習会が、8月20日、芳田公民館で開催されました。
当日は12人の受講者と28人のフォロー委員が参加。研修会の方針と目的を確認し、約半年にわたる今後の研修の進め方と概要について説明が行われました。
修了者による事例報告は、㈱成和設備工業所の藤井孝章社長が担当し、同友会の三つの目的や労使見解の概要についての説明に加え「私の経営指針成文化との出会いと実践」と題した体験報告を行いました。
報告の中で藤井氏は、同社の代表に就任して成文化研修会に参加するまでの経緯を語り、「研修会に参加することで自己の慢心に気づき、内面を一から見つめ直すことができた。受講中の私は、いわば生涯における中学高校時代のように、経営者としての青春の只中にいたような気がする」と当時を振り返るとともに、受講者に向けて「企業が成長するには、まず経営者自身が目線を高く持つことが必要」「皆さんの行く手には無限の可能性と無限の課題が広がっている。その一つひとつを、自分に負けずに乗り越えていってほしい」とエールを送りました。
藤井氏の報告を受けて行われたグループディスカッションでは、受講者の現状についての聞き取りと今後の研修の進め方についての具体的な説明等が行われました。
24期は4グループでの開催となりましたが、今期は3グループ編成となる見通し。経営者の受講が少ないことに加え、課題シートのフォーマットも一部変更になるなど、フォローの進め方についても再検討を要する課題がいくつか浮上してきており、現在、経営労働委員会で議論を進めています。