第22期同友会大学が開講しました
6月6日、第22期岡山同友会大学が開講となり、会員経営者や社員38人が参加しました。
この日に開催されたのは開講式を兼ねた公開講座。名古屋大学大学院教育発達科学研究科の植田健男教授をお招きし、「生きること、働くこと、学ぶこと~教育とは何か」とのテーマで講義していただきました。
植田氏は山田洋次監督の映画『学校』の一場面を引用しながら、現在の学校における「教育」のあり方と、人間としての「育ち」(人間的自立)の違いを説明。構造改革・教育改革の中で岐路に立たされる学校現場の様子にも触れながら、同友会が提唱する「共育ち」の重要性について強調されました。
岡山同友会大学は、今回22期を迎えるに当たって内容をリニューアル。「同友会運動推進に不可欠な経営の科学性を養うことを重視」「新しい講師陣による充実したカリキュラム編成」「受講対象を一般社員まで拡大」「特殊講義枠の新設」など、従来より参加しやすくなりました。
今後は、「経営組織論」「経営戦略論」「マーケティング論」「日本経済と中小企業」「中小企業憲章と中小企業振興基本条例」など十講義に加え、2回の特殊講義を予定しています。
スポット参加も可能ですので、受講をご希望の会員の方は事務局までお問い合わせください。