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【 開催しました 】岡山同友会女性部・香川同友会女性委員会

香川県中小企業家同友会・女性委員会との合同例会を開催しました

多様な時代の働き方について考える

10月31日(火)  於:香川産業頭脳化センター

(有) 田中製作所  代表取締役  門田 悦子

● 女性部初の合同例会開催 ●

 10月31日(火)、香川産業頭脳化センターで岡山同友会女性部・香川同友会女性委員会両県の合同例会が開催されました。
 報告者は、(株)エステムの代表取締役・塩?敦子氏(愛知同友会)。テーマは「多様な時代の働き方~『その人だからできること!』を引き出すために企業に必要なしくみと意識改革を学ぶ」でした。当日の参加者は岡山同友会から18人、香川同友会から45人、徳島同友会から4人、愛媛同友会から一人と隣県からも参加があり、会場は始終活気あふれる合同例会となりました。

 塩?氏の報告は、「人を生かす経営とは」を問題提起する大変すばらしい内容でした。働く女性にとって結婚、出産、育児、介護などライフステージによって働き方を問い直さざるを得ない場面は今でも少なくありません。そのためか日本で管理職の女性比率は世界的にみてもまだまだ低いランキングです。しかし、同社では自社の働き方のしくみを変えることでこうしたライフステージの変化による女性の退職者はゼロになり職場復帰が可能になったと語りました。また、自身が入社当時から現在の役職に就くまで、男性社会の色濃い職場を女性が活躍できる職場に変えていった話や、その意識改革の先駆けになる必要性も軽快に語られ、参加者の心に勇気と感動を与える魅力溢れる報告となりました。その後のグループ討議では、県をまたいだ企画であることを忘れるほどの一体感を感じ、報告、討論共に参加者の満足のいく表情が印象的でした。

 今回の合同例会の開催は、もともと両県女性部の歴史の中で長年の夢だったと聞きました。「合同例会がいつかできたらいいね!」が現実になり今年二月に執行委員達の顔合わせからスタートしました。私はこの度、光栄にも執行部メンバーと当日の室長をさせていただく機会に恵まれました。他県の会員の方との交流を通して新たな学び、そして新たな人と人とのつながりができることにワクワクし、また準備企画からプレ報告、開催当日までの間とても充実した日々をおくることができました。そして最後、座長のまとめを聞きながら同じ視点と学びであったことに、さらに今回の合同例会に大きな意義を感じ、熱い思いが込みあげた一日となりました。

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