合同入社式・新入社員研修開催
オンライン上で新入社員の門出を祝福
4月2日、会員企業の新入社員の新しい門出を祝してオンラインで合同入社式・新入社員研修を開催しました。今年は15社から新入社員20人と各社経営者が参加しました。
社員教育求人委員長の浅野浩一氏による開会挨拶に続き、(株)奥野組の奥野一三氏が参加者に祝辞を送りました。続いて、新入社員を代表して(有)石のこばやしの守屋凛久さんとオーニット(株)の横山敬汰さんが挨拶し、「目の前にあるチャンスを生かし、何事にも全力投球で取り組みます」「仕事を通じて感謝される社会人を目指します」などと新社会人としての抱負を述べました。
記念講演は、「蒔かぬ種は生えぬ」の表題で岡山同友会の髙橋正志代表理事にお話しいただきました。髙橋氏は「中小企業では経営者と社員が共に働くパートナーとして共に育つことが大切」と語り、「喩えて言うなら社員一人ひとりがダイヤモンドの原石です。磨いて光らせるのは自分自身。磨く場や手段は会社が用意します」「新しいことに積極的に挑戦を。自ら学び、考え、実行することで自分の力を発揮できるようになりましょう」と述べました。
その後、(株)イケルの国藤沙也香さんと(株)サンキョウ‐エンビックスの梶原祥弘さんが、社会人の先輩としての教訓を語りました。二人からは「わからないことは自分で判断せず先輩に質問を」「継続の姿勢と前向きな気持ちが大事。息抜きできるときはしっかりリラックスして、これから共に成長していきましょう」などの実体験に基づくアドバイスがありました。
休憩をはさんで行われた新入社員研修では、インフォポート(同)の松山将三郎氏の進行で「自分の未来の姿を考える」ワークショップに取り組みました。オンライン上で各社の社員がシートを編集しながら進行し、それぞれの意見や考え方を共有しながら自分の目標について考える機会となりました。
閉会挨拶では、岡山同友会理事の相野和良氏が「今日の学びと気づき、そして掲げた目標を意識して自分を磨き、同じ会社で働く仲間として先輩や社長と共に良い会社を作りましょう」と呼びかけ、全日程が終了しました。閉会後は、各社で経営者と社員が当日の学びを振り返り、コミュニケーションを深めました。