岡山北支部&障害者委員会合同11月例会を開催しました

◆開催日・会場
11月17日(月) 岡山国際交流センター+ZOOM
◆報告者
(株)Life Capsule Factory
代表取締役 本郷 理英子 氏(岡山同友会理事)
◆討議の柱 ※グループ討論のテーマ
「どんな人でも活躍できる会社を目指すために、
どのような仕組みを作っていきますか?」
◆報告概要
自身の学びと気づきを自社の経営に活かして、社員が自ら学ぶ環境作りだけでなく、社員とともに成長できる会社づくりを進めてきた本郷氏。「社員が楽しく働ける会社」にフォーカスし、本郷氏の数字に基づいた経営計画の実践についてご報告いただきました。
参加者の主な感想
- 「人を生かす経営」という書籍は、読むだけでは理解が進まなかったが、実際の経験を交えた報告を聞いたことで、納得しながら理解することができた。
- 「人を生かす経営」を熟読されていて、社員それぞれ輝ける仕組みを作っておられる本郷さん。正に、人が生きる経営をされていると感じました。
- 社員をもっと好きになり、社員が楽しく働く環境を作りたいと思いました。
- 「どんな人でも活躍できる環境」というキーワードは、私の事業そのものを表していて、本当に勉強になりました。
- 社員ともっと意思疎通を行い、社員が学べる環境、自主性を発揮できる会社づくりをしていきたい。
- 「人を生かす経営には終わりがない」ということを、皆で共有できたと感じています。
- 「全ての事は最善のために起きている」このことを、深く実感する機会になりました。
- とても感動的で刺激の多い勉強会でした。一緒に活動をしている仲間はいますが、「私が学べばいい。私がやればいい」と、私自身が思っている状態の為、同じ方向を見て進んでいけるよう、今日学んだことを実践していきます。
- 誰もが活躍できる組織をつくるには、経営者自身が「その環境をつくり続ける覚悟」を持たなければならない。人を「人材」にも「人罪」にもしてしまうのは、リーダーの関わり方次第だという意識次第だろう。だからこそ、私たち経営者は、自社だけでなく、地域と社会においても「誰もが活躍できる環境づくり」に取り組むべきである。これこそが同友会運動のめざす本質なんだとつくづく学べた。
- 本郷さんの素晴らしさを改めて知ることができました。報告内容が、障害者問題委員会との合同例会の趣旨にも合致しており、もっと「人を生かす経営」を読み返さねばと思わされました。
- 「市場」と「人を生かす」に向き合い、チャレンジされる本郷さんの姿勢に、七転び八起きの姿勢で諦めない経営者のあり方と覚悟を感じた。グループ討論では、「本日の例会に参加しようと迷っていた」という話もあり、人が継続して、会に参加することのハードルと、フォローなど周りの関わり方を考える機会になった。

人を生かす経営
~中小企業における労使関係の見解
本書から学ぶべきことは、経営者の経営姿勢の確立こそ社員との信頼関係を築く出発点、経営指針の成文化とその全社的実践の重要性、社員をもっとも信頼できるパートナーと考え、高い次元の経営をめざし共に育ちあう教育(共育)的人間関係をうちたてること(「まえがき」より)。
A5判 57ページ。定価550円。

