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岡山同友会女性部の実践事例を報告

 中同協女性部連絡会が9月20・21日の2日間、東京で開催されました。全国のパワフルな女性経営者が約60人集まり、岡山からは、糸山智栄女性部長、門田悦子女性部副部長、私の3人が参加しました。

 一日目は、第1部として「 学びと交流 」、第2部として「 懇親 」の部、二日目は、第3部として「 学びと交流」の部というスケジュールで行われました。通常、1日のみの開催ですが、今回初めて2日間での開催だったようです。
 この女性部連絡会は、年2回開催され、毎回各地同友会の女性部活動の実践報告があります。今回は岡山同友会女性部が選ばれ、2015年6月に岡山で開催された女性経営者全国交流会(女全交)を機に、継続して取り組んでいる「 女子大学 」や同友会全体での女性経営者の位置づけの向上を目指した組織づくり、理念づくりなど女性部のここ数年の活動の実践について報告をさせていただきました。

 「女子大学」は、各地同友会でも注目されており、『 中小企業家しんぶん 』にも紹介され、さらには第49回定時総会議案の中でも実践事例として取り上げられました。同友会には、同友会大学・社員共育大学・幹部社員大学がある中、「 女子大学があってもいいのでは? 」という発想から、女全交に向けての活動の一環として、女性会員の増強につなげようということで誕生したのが「 女子大学 」です。

 1期目は、「 女性リーダーを創る 」をテーマに会員企業の女性幹部社員を対象に経営者と共に学び、2期目「 一歩抜き出る女性起業家のために 」と3期目の「 夢を現実(カタチ)に 」は、起業間もない個人事業主を対象に、自分と向き合い今後のあるべき姿などを描き、前向きに学び合いました。そして4期目は、会員を対象として「経営者のための財務講座」を現在開催中です。

 女性部では、女全交でつけた灯を消さないよう、女性部の方向性を確立するために「 真の自立で 自ら輝き共に輝く 」という理念を創り、「 例会・交流 」、「 女子大 」、「 広報 」の部門に分けた組織も構築することができました。もちろん、女性部の活動だけでなく、支部の例会、県の委員会にも積極的に参加し、女性経営者としてのさまざまな視点や問題提起を発信していこうと考えています。今後とも女性部へのご協力とご指導、宜しくお願いします。

中同協・女性部連絡会 報告/
有限会社ライトアーム 代表取締役 林 明美 ( 岡山同友会副代表理事 )

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