吉備高原支部3月例会 を開催しました
■日 付 : 2018年3月23日(金) 18:30~
■場 所 :新見商工会館
■討議の柱 : 「社業を通じて地域にどのような貢献をしていますか?
或いはできますか?」
【テーマ】
「 将来ビジョンは未来へのかけ橋
田中実業は何を目指すのか ― ひと ・ まち ・ 岡山、そして新見 」
【報告者】
田中実業 (株) 代表取締役 田中 康信 氏 (吉備高原支部・役員)
参加者の主な感想は以下の通り
●とても分かりやすい報告でした。10年程前、成文化研修会に参加されていた時、とても厳しい表情でセミナーに取組まれていた姿が今も忘れられません。経営環境の変化が早く厳しい中、既存の組織・サービスを守りながら経営をあきらめず進めていくことは大変困難だったと思います。経営者が諦めてしまえば企業は終わることになるので、地域の光が一つ消え、その周りの人々の光もなくなってしまいます。これからは企業経営の基盤がしっかりした企業が地域内で再構築していく事例が増えると思います。田中実業のような「人間尊重」を社是とする方々が活躍される地域はすばらしい場所になり元気になっていくと思います。
●人をつくって地域をつくることで会社がつくられている。暗い将来を見つめるのではなく明るい未来を語ることで社員がやる気になる気がする。何が経営の柱なのか今ひとつ分からなかった。どの事業にどのくらいの人が携わっているのか知りたかった。
●会社として社会への貢献は教育に関わることだと考えます。10年、20年という長いスパンで考えると会社の繁栄、地域の活性化をもたらすものは人間であり、人間としての基本である教育を大切にしていきたいと思います。石灰石で将来新見からノーベル賞をもらえるような人が出てきて欲しいと思います。
●社員が仕事を楽しんでいるのだろうかと考えさせられるグループ討議になりました。「社業を通じて地域にどのような貢献をしていますか?」という討議では会社を発展させること、雇用を守ること、どこにでも通用する人をつくることだと感じました。社員が楽しんでスキルアップ出来るようなシステムづくりをしようと思います。
●田中社長の人間としての器の大きさを感じた報告でした。新見への愛、社員さんや取引先の人々に対する思いやりを報告の端々から感じました。また同友会で学んだことや会員企業が取組んでいることを実践し続けている姿勢に心を打たれました。自分自身も同友会で学んだことを愚直に取組み続けていきます。良い社風づくりのために会社の将来ビジョンを共有して新たな雇用を生むようにしていきます。
●経営の自信の根源は腑に落ちた経営指針の成文化。経営が楽しいと言われたこと、私も本当に嬉しく思いました。新見を元気にするために益々活躍して下さい。