コロナでも運動は止めない!
第43期経営指針成文化研修会がスタート
~今期は3グループ9人が受講~
岡山同友会経営労働委員会は、コロナ禍により一時中断していた経営指針成文化研修会を10月から再開。受講者9人を迎えて第43期研修会が始まりました。
第43期は当初四月開講を予定していましたが、感染症防止の観点から見送りとなりました。しかし対策本部が定める会合等の開催要件が一部緩和されたことを受けて、完全リアル形式での開催が決定したものです。
10月9日に岡山市内で開かれた初回研修会には、フォロー委員を含めて26人が参加。研修会の目的についての説明と講義、修了者体験報告に加え、受講者による「フェイスシート」と「『自社の歴史と自分の歩み』検討シート」の発表を行いました。受講の動機は「代表としての自覚と覚悟を見直し、ターニングポイントとするため」「既存の理念を見直すため」「やるべきことやあるべき姿を明確にして10年後も生き残る会社にするため」などさまざま。受講者はそれぞれの課題と向き合いながら、半年後の修了を目指すことになります。
42期修了者の声
「学び続けることの大切さ」
(株)岡山ウエディング学院 代表取締役 永山 実之里
このたび、修了者体験報告の依頼を受けた時、何を伝えるべきなのか? 自分なら何を聞きたいのかを考えました。当日、緊張の面持ちの受講者の皆さんを前に、一年前の自分が重なりました。おひとりお一人のお顔を拝見しながら、皆さんの研修に取り組もうとする熱い思いが伝わってきました。成文化研修会を通して何を学んだか、そして経営者としての覚悟を私らしくお伝えできたと思います。
今回、フォロー委員として参加させていただくことでさらに学び続けられる事に感謝しております。刻一刻と、事業を取り巻く環境は変化し続けます。予想さえしなかったコロナ禍。以前の私なら、戸惑い、足掻き、逃げることしか考えなかったでしょう。しかし、成文化し弱み強みを知り、お客様の求める付加価値についてスタッ。フと追及し続けることで、踏みとどまり、ゆっくりではありますが前に進み始めました。現在は、スタッフと温めていた企画をカタチにし、新たなお客様を得ることができ始めました。自信をもって企画を創りあげられたのは、フォロー委員の皆さんからの数々のアドバイスのお陰です。
技術、サービスを商品とするわが社は、人とひとが出会い、語り合い、触れ合ってはじめて仕事が成り立ってゆきます。出会う人の笑顔に励まされ、ここで紡がれる多くの想いに元気をいただき、新たな仕事に胸を張って向かうことができます。これまでの伝統を守り、これからも、理念としている笑顔と想いを紡ぐ会社を、スタッフとともに目指してまいります。