24年度合同入社式・新入社員研修会
会員経営者らが新社会人の門出を祝福
4月2日、岡山市内で2024年度合同入社式・新入社員研修会を開催しました。今年は15社から19人の新入社員と15人の経営者が参加し、新社会人の門出を祝福しました。
冒頭、平松稔・理事の開会挨拶に続き、19浩一・副代表理事が祝辞を披露。それに応える形で、新入社員を代表して(株)ジャストの藤井美玖さんと(株)ファーストディレクションTAKEKICHI の玉石創大さんが、「新社会人としての生活に期待と不安がありますが、会社の中で成長し一人前になります」「ここにいる同期の皆さんとも交流を深めて、お互いに高め合い支え合ってライバルのような関係になりたい」と抱負を述べました。
その後、先輩社会人の立場から(株)ココピアの田住くるみさんと(株)サンキョウ- エンビックスの岡根誠佳さんが、入社当時の自分を振り返りながら、仕事に取り組む上で気をつけたいポイントや同僚・取引先との接し方などについてアドバイスを行いました。
記念講演では、「自分の人生の主人公は自分」と題してオーニット(株)の仁戸田昌典社長が登壇。学生と社会人の違いを評価や勉強の視点から事例を交えつつ伝え、「主体性を持った生き方が、最終的に皆さんの人生を輝かせることにつながる。これからの人生は自分がデザインして歩んでいってほしい」と締めくくりました。
午後からは、新入社員研修会を行いました。恒例の折り鶴研修では、折り紙を使った簡単な作業を通じて、目標や役割分担、コミュニケーションの重要性を実感してもらいました。その後、各グループで当日の気づきを共有するとともに、「主体性を持って働く・生きるために今後何に取り組みますか」とのテーマで意見交換を行いました。発表は新入社員全員が行い、大きな拍手が送られました。
来年度の合同入社式・新入社員研修会は、25年4月2日(水)、岡山市内での開催を予定しています。
合同入社式に参加して
(株)ココピア 取締役 藤原 真由美(岡山南支部)
初めて合同入社式に参加させていただき、新入社員2人と共に新たな一歩を踏み出しました。小さな会社では個々での入社式が一般的ですが、同友会では合同入社式があると知り、これは社員にとって必ず良い刺激になると思い参加しました。そして準備段階から経営者も打合せに参加できたことでイメージも湧きやすく、緊張していた皆さんを安心して迎えてあげることができたと思います。
午前の部では先輩社員代表として弊社2年目の社員が皆さんに向けたメッセージを発表し、その温かい言葉に成長を感じ嬉しい時間となりました。記念講演では、オーニット(株)の仁戸田社長が主体性をテーマにしたお話をしてくださり、皆さんが真剣にメモをとっている姿に胸が熱くなりました。
午後から行われた折り鶴研修とグループ討議では、会社の違う経営者と新入社員が一緒のグループになり、色々な考えや価値観について話し合い、新しい気付きを得る良い機会となりました。チームワークの大切さ、主体性などを学ぶことができました。弊社の社員2人もあれからイキイキ仕事をしています。また次回も参加したいです。
<記念講演>
●「レベルの高い人間に新しい仕事が与えられる」という言葉。自分も他の人から良い評価をもらえるように頑張ろうと思った
●「落ち込みやすい人は目標が近すぎる」という話
<折り鶴研修>
●会社の経営(回し方)についての視点を培うことができた
●身近な折り紙を使用し、限られた時間で鶴を作ったが、納期を設定し、必要な数量を作ることがどれだけ大変なことなのか(余剰在庫が発生したり、足りなかったり)体験できた
●生産性や計画性についての考え方を学ぶことができた
●単純に折り鶴を折る作業とは違い、効率や時間配分等を考える良い機会になった。
<グループワーク>
●コミュニケーションについて考える流れになった際、一人一人から個性ある意見が出てかなり深く話し合うことができた
●他の新入社員や経営者の考えを間近で感じられたこと
●周りの方々のコミュニケーション力の高さや積極的な姿勢(発言)に焦った
<その他>
●学習の第一歩は興味を持つこと。何事も興味を持って取り組まなければ得られるものは少ないと思う。自分の嫌なことでも前向きに捉え、「何かを得るぞ」という気持ちを持って取り組んでいきたい
●新入社員と経営者による考え方や捉え方の違い。自分が思っている以上に自分を主張していいんだと感じることができた
●「やろうと思えば何でもできる」という先輩方の話